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「高齢者の住宅事情」70歳を超えたら賃貸住宅を探すのが難しい!そんな時には

投稿日:2023年9月29日 更新日:

こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。

高齢者の住宅事情についての続編になりますが、高齢になって、住まいを探すのは並大抵なことではないので早いうちから対策が必要かも知れません。今後、政府としても元気な高齢者の方が一人暮らしができる環境や、シェアハウスなどの活用も民間とタイアップした形での構築を考えることなど早期の立案が必要だと思われます。

「高齢者の住宅事情」70歳を超えたら賃貸住宅を探すのが難しい!そんな時には

「高齢者の住宅事情」70歳を超えたら賃貸住宅を探すのが難しい!そんな時には

高齢者が賃貸住宅を借りる場合の問題点と、低所得高齢者が賃貸住宅を探す場合のポイントで政府の支援などをご提案しましたが、今回は、その中で保証会社の利用と高齢者向けのシェアハウスなどの利用に対しての解説をしたいと思います。

高齢者が賃貸住宅を借りにくい理由と対処法

高齢になって賃貸住宅を借りる場合に、住宅を借りることができないと住む場所がない人があり深刻な問題になっています。そのような場合の原因、なぜ、借りれないのか?そして、そのような場合にはどこへ住めば良いのかを考えてみます。

特に低所得者においては、厳しい現実がありホームレス状態の方もいらっしゃるとのことで深刻な問題になっています。原因については下記になります。

原因

  1. 収入制限: 高齢になると、収入が減少することが一般的で、定年退職後の収入が不足する場合があります。これにより、住宅所有者や不動産管理会社は、入居者が家賃を支払えるかどうかに疑念を抱くことがあります。
  2. 年齢差別: 一部の賃貸住宅所有者は、高齢者に対して年齢差別的な態度をとることがあり、高齢者を入居者として受け入れないことがあります。
  3. 保証人の不在: 高齢者が保証人を立てることが難しい場合があり、これが賃貸住宅の申し込みを難しくする要因となることがあります。
  4. 孤独死:一人暮らしの方が入居中に、万一亡くなった場合に事故物件となる可能性を嫌がられます。

対処法

  1. 保証人の検討
  2. 高齢者向けシェアハウス
  3. 地元の支援機関
  4. 低所得者向け支援
  5. 差別対策

と、高齢になると賃貸住宅の入居を断られる!そんな場合にはどのように?高齢者の住宅事情こちらで説明していますので参考になさって下さい。ここでは、その中の保証人の検討高齢者向けシェアハウスについて詳しく解説します。

高齢者が賃貸住宅を借りる場合の保証会社の利用

高齢者が賃貸住宅を借りる場合の保証会社の利用

保証会社は、賃貸住宅を借りる際に入居者のために家賃や損害の支払いを保証するサービスを提供します。以下は、保証会社の利用が必要な場合や一般的な例についての情報です。

保証会社の利用が必要な場合

  1. 信用履歴が不十分な場合: 入居者の信用履歴に問題があり、家主や不動産管理会社がリスクを減らすために保証会社を要求する場合があります。
  2. 収入が不足している場合: 家賃を支払う収入が不足している場合、保証会社を通じて追加の保証を提供することで、入居が許可されることがあります。
  3. 国際的な移住者: 国際的な移住者や外国人が賃貸住宅を探す場合、信用履歴や収入情報が不足していることが多いため、保証会社が必要とされることがあります。
  4. 学生: 学生や未成年者が独立して住宅を借りる際、保証人がいない場合、保証会社が保証を提供することがあります。

最近では、地域によっては必ず保証会社をつけるようになっている場合があります。

保証会社の利用に関連する一般的な費用

  1. 保証料: 保証会社は一般的に、家賃の一定割合を保証料として請求します。この割合は地域や保証会社によって異なりますが、通常は年間家賃の1ヶ月分程度です。
  2. 保証契約の手数料: 保証契約を締結する際に手数料がかかることがあります。この手数料も地域や保証会社によって異なります。
  3. 保証の有効期限: 保証会社の保証は通常、1年ごとに更新される必要があり、更新手数料がかかることがあります。
  4. 家賃以外の費用: 保証会社は通常、家賃以外の費用(例: 損害賠償、違約金)をカバーするため、これらの費用が発生した場合、保証会社が支払うことになります。
  5. 保証金: 一部の保証会社は、家賃の一定割合を保証金として預かることがあります。この金額は契約解除時に返却される場合があります。

入居者が保証会社を利用する場合、具体的な費用は保証会社や地域によって異なります。個々の契約条件や料金については、保証会社との契約前に詳細に確認し、理解することが重要です。

保証会社が支払う一般的な事例

保証会社がカバーする具体的な事例を以下に示します。これらの事例は一般的なものであり、保証会社のポリシーや契約条件によって異なる場合があります。

  1. 家賃の滞納: 入居者が家賃の支払いを滞納し、家主が入居者に対して家賃支払いを求めた場合、保証会社は滞納分の家賃を支払うことがあります。入居者が支払い義務を果たさない場合、家主は保証会社に請求を行います。
  2. 損害賠償: 入居者が賃貸物件に損害を与えた場合、家主が修繕や修理にかかる費用を請求することがあります。保証会社は、入居者が損害賠償責任を果たさない場合、損害賠償費用を支払うことがあります。
  3. 違約金: 賃貸契約に違約金の規定がある場合、入居者が契約違反を犯した場合、保証会社は違約金を支払うことがあります。たとえば、契約期間を守らずに早期に退去した場合などが該当します。
  4. 裁判費用: 家主と入居者の間で紛争が生じ、裁判が起こった場合、保証会社は法的な費用や弁護士の費用をカバーすることがあります。
  5. 家具や設備の盗難: 入居者が住居内の家具や設備を盗まれた場合、保証会社はその損失を補償することがあります。ただし、保証会社のポリシーによって異なります。

保証会社は、賃貸契約における様々なリスクを家主に対して軽減するための保証を提供します。ただし、具体的なカバレッジや条件は契約によって異なります。入居者や家主は、契約前に保証会社のポリシーと契約条件を詳細に確認し、理解することが重要です。

シェアハウスで孤独で寂しい高齢者に寂しさの緩和

孤独死など保証は?

孤独死などの場合に保証会社がどのように対応するかは、保証会社のポリシーや契約条件に依存します。一般的には、以下のようなケースが考えられますが、具体的な事例によって異なることがあります。

  1. 家賃の滞納: 孤独死により入居者が家賃の支払いを継続できない場合、保証会社は通常、未払いの家賃を家主に対して支払うことはありません。ただし、契約条件によっては、死亡時に未払いの家賃をカバーするケースもあるかもしれません。
  2. 家屋の状態: 孤独死により住居内で問題が発生し、家主が修繕やクリーンアップに費用をかける必要がある場合、保証会社はその費用をカバーすることがあるかもしれません。ただし、契約条件によって異なります。
  3. 解約手続き: 孤独死により入居者が家賃の支払いを停止し、家主が解約手続きを行う必要がある場合、保証会社は通常、解約手続きに関連する費用をカバーしません。解約手続きに関する責任は家主にあります。
  4. 遺族や財産の処理: 孤独死の場合、入居者の遺族や法定相続人が関与することになります。保証会社は通常、死亡時の財産の処理には関与しません。

保証会社の具体的なポリシーや契約条件を理解するために、契約書や保証会社とのコミュニケーションが重要です。入居者や家主は、契約を締結する前に、保証会社がどのような状況をカバーするかを確認し、必要に応じて追加の保護策を検討することが賢明です。

高齢者向けシェアハウスとは

シェアハウスは、複数の人が同じ住宅を共有し、部屋や設備を共同利用する住居の形態です。以下に、現在のシェアハウス事情について詳しく説明します。

仕組み

  • 部屋の共有: シェアハウスでは、個別の部屋を借りることが一般的で、共同のキッチン、バスルーム、リビングルームなどの設備を共有します。
  • 家賃分担: 各入居者は自分の部屋の家賃を支払い、共有スペースの使用料や光熱費などは入居者全体で分担します。
  • 共同生活ルール: シェアハウスには共同生活ルールがあり、入居者同士が協力し、共同生活を円滑に進めるための取り決めがあります。

年齢

シェアハウスに住む人々の年齢は非常に幅広く、若者からシニアまでさまざまです。一般的には、学生や若手社会人、単身赴任者、シングル親、シニア層、国際的な移住者などがシェアハウスに住むことがあります。年齢によって、シェアハウスのタイプやルールが異なることがあります。

規程

シェアハウスには運営者や入居者によって設定されるルールや規程が存在します。一般的な規程には以下のような内容が含まれます:

  • 家賃の支払い方法と期限
  • 共有スペースの使用ルール
  • 騒音やゴミの分別処理に関する規則
  • 共同生活のルール(例: 掃除当番、食事の共有、ゲストの扱い)
  • 入居期間や退去に関する規定

これらの規程は、住むシェアハウスや運営者によって異なります。

シェアハウスの利用メリットと問題点

ここで注目されているシェアハウスですが、高齢者向けシェアハウスは、さまざまな社会問題への対策としても注目されています。共同生活で相互に気を配ることで、高齢者の一人暮らしにともなう不安、孤独死といった問題・課題にアプローチ可能です。日本中で増加している空き家問題の軽減にも繋がります。

シェアハウスの利用メリットと問題点

シェアハウスであれば、孤独で寂しい高齢者には話し相手があり寂しさの緩和にもなったりするのではと思われますが、育った環境や性格などもあり、その高齢者自身も努力して共同生活に慣れる必要がありそうです。

問題点

シェアハウスの問題点として以下の点が挙げられます:

  1. 人間関係の課題: 異なるバックグラウンドや価値観を持つ入居者が共同生活をするため、意見の相違や衝突が生じることがあります。
  2. ルール違反: 入居者の中にはルールを守らない者もいるため、騒音や掃除の問題などが発生することがあります。
  3. 入居者の入れ替わり: シェアハウスは入居者が頻繁に入れ替わることがあるため、安定した共同生活が難しいことがあります。
  4. プライバシーの制約: 部屋を個別に借りていても、共有スペースが多いため、プライバシーに制約があると感じる入居者もいます。
  5. 管理不足: 運営者によって管理されていないシェアハウスでは、問題の解決が難しいことがあります。

シェアハウスに住む前に、ルールや管理体制を確認し、自身のライフスタイルや好みに合ったシェアハウスを選ぶことが大切です。また、問題が生じた場合、コミュニケーションと協力が解決への鍵となります。

高齢者の住宅支援の利用

高齢者の住宅支援に、国、都道府県によって違いますが、低所得者向けの住宅支援プログラムを設定している場合もあります。これらの支援プログラムを利用することで、収入に制限がある場合でも適切な住宅を見つけることができます。

そして、地元の社会サービスや非営利団体が提供する住宅支援プログラムや食事サービス、医療サポートなどを利用することができます。これらのリソースは低所得者の高齢者に対するサポートを提供しています。公的機関などで相談をしてみましょう。

高齢になって、住まいを探すのは並大抵なことではないので早いうちから対策が必要かも知れません。賃貸住宅の場合の保証会社の利用はもちろんですが、今後、政府としても元気な高齢者の方が一人暮らしができる環境(公団住宅の空室などの対策、外部エレベーターを設置など)や、シェアハウスなどの活用も民間とタイアップした形での構築を考えることなど早期の立案が必要だと思われます。

高齢になると賃貸住宅の入居を断られる!そんな場合にはどのように?高齢者の住宅事情





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