こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
税収増が増え、国民に還元されるべきとの政府発言から、庶民の立場から、高齢者、低所得者にはどのような恩恵があるのだろうか、注視したいところです。この件をnikoshibaでアップしていて、最近、少しずつ値上げが行われた介護保険料を思い出し、消費税と介護保険料の兼ね合いはどのようになっているのか気になり調べてみました。
介護保険料、消費税と高齢者の負担は大きい!税収増での介護保険料の負担軽減措置は?
税収増から、国民に還元されるとのことで庶民は固唾を飲んで見守っています。なぜなら、消費税負担もですが、介護保険料も高くなり、庶民には厳しいものがあります。果たして、消費税と介護保険料の使い道はどのようになっているのでしょう
目次
庶民、高齢者に還元して欲しい税収増部分
岸田首相は「税収増を国民に還元」と説明されていますが、一部の国民にはあー減税されるのなら良いことだね。と、取られています。それでは勘違いな部分が起こるし、国民は騙されていると感じるのではないでしょうか?
実際に検討されているのは個人ではなく企業に対する減税措置であり、消費税率引き下げなどの直接的な減税措置ではなく、税控除拡大などの間接的な措置です。
高齢者、庶民にとってはメリットはなく、大手企業優先で、中小企業などには恩恵が薄い気がします。まして個人には直接の減税はなく間接的な措置の中で恩恵がない気がしますが、私は経済の専門家ではないですが、このように感じます。
日本の高齢者社会での介護などの福祉に対する給付、その他の支出がありますが、介護保険料や消費税からの収入はどのように使われているのでしょう。知りたいところですよね。
高齢化社会に対する介護や福祉の収入
日本の高齢者社会における介護や福祉に対する給付と、それを賄うための収入についてですが
1、介護保険料
- 介護保険料は、日本の国民皆保険制度の一部であり、65歳以上の高齢者と高齢者世帯の世帯主に課金されます。これにより、高齢者の介護や福祉サービスを賄うための資金を調達します。介護保険料は、被保険者とその世帯の所得に応じて異なる料金が設定されており、収入に応じた負担を実現しています。
2、消費税
- 消費税は、一般的な税収源の一つであり、国の予算の一部が福祉サービスに充てられます。これには高齢者向けの福祉サービスや医療サービスも含まれます。一般的に、国の予算から高齢者支援への予算が割り当てられ、それが消費税収入を通じて賄われます。
高齢者向けの介護や福祉サービスにかかる具体的な支出は多岐にわたり、以下のようなものが含まれます。
- 介護サービス: 老人ホーム、訪問介護、居宅介護など、高齢者の日常生活支援や医療的な介護を提供する施設やプログラム。
- 福祉施設: 高齢者向けの日中活動センターやデイケアセンター、身体障害者向けの施設など。
- 医療サービス: 高齢者向けの医療診療や治療、薬剤費用の支援。
- 月々の給付金: 老齢年金や厚生年金、生活保護など、高齢者への定期的な給付金。
これらの支出は、政府の予算から賄われ、介護保険料や消費税などの税収源から資金を調達します。日本では高齢者支援に充てるために多額の予算が割り当てられ、高齢者のニーズに応じたサービスを提供するための体制が整えられています。
保険料の支払いは何歳から?金額はどうやって決まる?
40歳になると介護保険に加入が義務付けられ、保険料を支払うことになります。
40歳から64歳までの被保険者は加入している健康保険と一緒に徴収されます。個別の保険料の決め方には全国健康保険協会、市町村国保、各健康保険組合によって異なります。
協会けんぽや職場の健保、共済組合の医療保険に加入している方は、給与に介護保険料率を掛けて算出され、事業主がその半分を負担します。
介護保険料率は健康保険の各保険者都道府県単位のけんぽ協会、各健康保険組合よって異なります。さらに医療保険と同じように被扶養配偶者は収める必要がありません。
国民健康保険に加入している方の場合は、所得割と均等割、平等割、資産割の4つを自治体の財政により独自に組み合わせて計算され、介護保険料率も異なります。
所得割は世帯ごとに被保険者の前年の所得に応じて算出されます。
65歳以上の被保険者は、原則として年金からの天引きで市区町村が徴収します。
しかし、介護設備の整備状況や要介護者の人数など、自治体によってさまざまなので、自治体ごとに金額が違います。
負担が大きくなりすぎないように、また、低所得者の保険料軽減のために国の調整交付金が使われています。
LIFULL 介護 参照抜粋 https://kaigo.homes.co.jp/manual/insurance/about/
国の財政と社会保障費について
国税庁の令和2年度発表の国の財政によります(社会保障費関連の抜粋)と、下図のようになっています。
社会給付費の推移
令和7年の予測を見ると、年金の伸びは少ないのですが、医療費と、福祉その他の伸びが大きいように感じられます。医療費に関しては新型コロナが流行りだした頃なので仕方ない気がします。国民一人一人が予防医学を身につけて少しでも負担軽減ができると良いですね。朝起きてからずっとテレビを見ている人、必見!自分のために予防医学を実践しては
次に、福祉その他の部分ですが、内訳がないのでよくわからない面がありますが、福祉その他にも割り当てが大きいみたいなので、介護保険料との兼ね合いは知りたいものです。
社会福祉、介護のための消費税と介護保険料
日本の高齢者、特に低所得者、低年金者は、介護保険料の負担や消費税の負担比率が重くのしかかっています。介護保険料と消費税からの福祉などで二重取りな気がするのですが、仕分けをしてあるのでしょうか?疑問に感じますね。
日本において、高齢者、特に低所得者や低年金者の介護保険料と消費税の負担が重くなることが指摘されています。この問題に対処するため、政府はいくつかの仕組みを設けていますが、それぞれの支出の明確な「仕分け」は行われていないみたいな気がしてなりません。
以下は、高齢者の福祉支出、介護保険料、消費税に関連する主なポイントです。
1、介護保険料
介護保険料は、上記と重なりますが高齢者が介護サービスを利用するための負担金です。料金は被保険者とその世帯の所得に応じて異なり、低所得者には割引措置が設けられています。ただし、高齢者の年金収入や所得が非常に限られている場合、介護保険料の支払いは負担となることがあります。
2、消費税
消費税は広範な商品とサービスに課される一般的な税金であり、国の予算に使われます。消費税は高齢者支援の予算を賄うためにも使用されますが、直接的な支援とは異なり、広範な一般的な税収源です。
3、福祉サービス
日本の福祉サービスは、介護サービス、福祉施設、医療サービスなどから構成されており、高齢者向けの支援を提供します。これらの支出は、政府の予算から賄われ、複数の収入源(介護保険料、消費税、一般税収など)から資金を調達します。
高齢者の福祉支援は、複雑な財政体制によって賄われており、一部の人々にとっては負担が大きいと感じられることがあります。政府は、特に低所得者や低年金者へのサポートを向上させるための政策を検討し、負担を軽減する努力をしています。しかし、この問題は依然として課題とされており、改善が求められています。
平成29年度の消費税引き上げ時のデータになりますが、消費税の使い道についてなどを掲載されていますので参考になさって下さい。
介護保険料の全国平均が初めて6,000円越え!上昇を続ける背景とは
介護保険は市区町村によって運営されており、3年に一度介護保険料が見直されます。2021年4月の見直しにより、65歳以上の人が支払う月額介護保険料の全国平均が、初めて6,000円を超えたと報道されました。
厚生労働省の集計によると、65歳以上が支払う介護保険料の全国平均は6,014円。介護保険制度が始まった2000年度には2,911円だったので、約2.1倍に膨らんだことになります。
制度開始後、介護保険料は上昇を続けています。その背景には、入浴や排せつ、食事の介護をはじめとする介護サービスを受ける人が増えていることにあります。介護サービスに対して介護保険から給付された総額を見ると、2000年度には3.6兆円だったものが2017年度には10.8兆円にまで増えています。この数字は今後も増え続けていくと推測されています。
介護保険料は市区町村が決定しているため、住んでいる場所によって介護保険料は異なります。今回の改定では、保険料を支払う高齢者の負担が重くなることを考慮し、保険料を据え置いたり、引き下げたりしている自治体も少なくありません。据え置いた自治体は36.2%、引き下げた自治体は15.2%となっています。
Moneyizem 参照抜粋https://www.all-senmonka.jp/moneyizm/74942/
このように、自治体別になっていて格差がありますが、税収増の財源はこのような介護保険料や、消費税など庶民の多くに還元されるべきだと思います。
※消費税10%での使い道の当時予算を考えると、税収増のおかげもありで減税発言に騙されてはいけないコールはなぜ起こるのか!高齢者・庶民に減税は得なのか?でも提案させていただいたのですが、庶民、中でも高齢者や低所得者に幅広く還元されることを政府にお願いしたいものです。
減税発言に騙されてはいけないコールはなぜ起こるのか!高齢者・庶民に減税は得なのか?
『スマホ初心者基本操作講座』
スマホ基本操作!として、進度に合わせた具体的なカリキュラムを組み、デジタル難民を一人でもヘルプできるようにとの思いから、初心者、高齢者向けのスマホの段階的なカリキュラムの例を示しご案内して来ました。下記にご案内しています。
- 高齢者のスマホは「分からないから嫌だ」を無くし、使う喜びを知ってもらうには1️⃣
- 「初級レベル編」スマホってなんだか難しそう?と二の足を踏んでいる方への基本操作2️⃣
- 「初級レベル編」スマホ基本操作!アプリ?、電話のかけ方、メッセージの仕方3️⃣
- 「初級レベル編」スマホ基本操作!連絡先の登録と連絡先への電話やメッセージの送信4️⃣
- 「初級レベル編」スマホ基本操作!写真の撮影方法、アルバムでの写真の閲覧と削除5️⃣
- 「中級レベル編」スマホ基本操作!インターネットの使い方、検索エンジンの利用法1️⃣
- 「中級レベル編」スマホ基本操作!電子メールの設定と使用、メールアカウント、メールの送受信、添付ファイルとは?2️⃣
- 「中級レベル編」スマホ基本操作!アプリのダウンロードとインストールの方法3️⃣
- 「上級レベル編」スマホ基本操作!ソーシャルメディアの利用、FB・Instagram・Twitter2️⃣
- 「上級レベル編」スマホ基本操作!スマホでのメディアの共有、写真や動画の共有方法1️⃣
- 「上級レベル編」スマホ基本操作!便利なアプリの活用、ナビゲーションアプリ、健康管理3️⃣
YouTube でもカラオケチャンネルnikoshiba https://www.youtube.com/@nikoshiba8
◉カラオケなどをYouTubeでアップしたい方はご相談ください。
昭和歌謡、美川憲一さんの「大阪の夜」歌ってみました
『大阪の夜』美川さんのこの曲は、昭和の大阪を舞台に、深い愛と別れの苦しさが交錯する歌です。主人公は、男性からの別れ話を受け入れることをためらいつつ、別れを避けても現実から逃れることはできないのかも。彼女の心情は、愛する相手への深い思いと、現実の厳しさとの葛藤に満ちています。この歌は、愛と別れ、成熟と決断の瞬間を描写し、聴く人に感動と共感を呼び起こす内容なのだと思います。
YouTube の制作などを安価でお手伝いいたします。
この様な感じで https://www.youtube.com/@nikoshiba8から、ご確認ください。
お問い合わせは無料です。こちら nikoshibaブログ の『お問い合わせ』
または nikoshiba@aideco.info からお願いします。🙇
nikoshiba に戻る
◉閲覧したい情報が簡単にスマホで!
閲覧したいブログやニュースを「RSS」リーダーアプリで検索可能に
これからは閲覧したいブログやニュースを「RSS」リーダーで、収録しておくと、更新される内容を簡単に閲覧できるんです。nikoshiba も「RSS」リーダーでチェックが可能になります。
「RSS」を使用して情報を効率的に収集!愛好ブログ、Webの最新情報が更新され便利に
nikoshiba では、シニア、高齢者の方々へ「スマホ・PCなどの情報」「観光・カラオケ」「健康・美容」その他、暮らしお役立ち情報を発信しています。そして、専門店チェーンを長年経営をしていた経験から小売業のノウハウを全て開示中(詳しくは「HOME」)です。ご笑覧賜れば幸いです。
『お問い合わせは無料』
◉スマホやパソコン、YouTubeのアップ。そしてSNSに関することで、お分かりにならないシニア・高齢者・初心者の方にはメールでのやり取りに限り無料でアドバイスさせていただきます。
スマホ・インターネット・YouTube・LINEなど全般の使い方と簡単にできる機能説明
一人暮らしの不安、お家のセキュリティ対策と安心見守りはスマホで
◉小売店に関することは、小売店運営&経済 販売POS&受発注アプリなどでご確認ください。ご質問などは、このnikosibaのお問い合わせからお願いします。概要は、HOMEで
nikoshiba に戻る