こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
名古屋の友人の案内で明治村(博物館)へ行ってきました。初めて行ったのですが、広大な土地にこれだけ素晴らしい建築物があるとは改めて驚きです。平成27年3月(開村50周年)より、四代目村長に作家・エッセイストの阿川佐和子氏が就任したとのことで。もう少し多くの方々に知られると良いですね。
明治村は後世に繋げていくタイムスリップする異空間だった「観に旅」
愛知県犬山市郊外、入鹿池に面した美しい風景の丘陵地に昭和40年に開村した。博物館 明治村は、明治建築を保存展示する野外博物館として、壊される運命にあった明治建築を移築することで明治時代の人々の想いを後世に繋げています。
訪れた時は夏休みも終わり、雨だったこともあって、来村者は少なかったのですが、こんな広大な土地にこのような明治の建物を多く保存した博物館があるとは驚きました。前もって知識を入れていたので、全てを見物すると約6時間はかかるとのことで午前11時には入村したのです。
6時間もかかると後の予定もあるので早く回りたいと思い、北口のパーキング側の受付でどのように回ると効率が良いのか聞いてみたのです。そしたら、明治村の1丁目に当たる正門まで行き、引き返しながら見物するのが良いとのことで、北口から入村。
約100万㎡という広大な敷地面積を誇る明治村。正門のある1丁目から北口のある5丁目まで5つのエリアがあります。
入村すると、すぐにSL機関車が走っているのですが休みとのことで仕方なく歩いて行くと5丁目の帝国ホテルのサイドにバス停があったのです。チケット500円(乗り降り自由)を買って、1丁目の正門まで行くことに
ラッキーなことに、バスの運転手さんが村内のガイドをしながら、そして停留所ごとに設明を加えてくれるのです。これで、見学したいポイントがよく分かるので、思ったより効率的に回れるのではと思いました。
これまでに移築・復原した建造物の数は現在60を超え、この地を訪れる人々が明治の新しい形と心を発見し、体験することができる。学びの場やレクリエーションの場となっているとのことですが、まずは画像で素晴らしい建物をご紹介します。
画像で明治村の建物をご案内
赤レンガと白御影石が映える正門の先に広がるのが1丁目。明治村の中で最も南に位置するエリアです。
牛鍋屋や学校、庁舎など、文明開化を感じる明治時代ならではの建築が立ち並びます。
和と洋それぞれの意匠が一つの建築物のなかで散りばめられているおもしろさに、ぜひ触れてみてください。
コロツケーや小倉ドッグを片手に、食べ歩きするのもおすすめです。
1丁目エリアのMAP
1丁目から坂を下っていくとたどり着くのが、2丁目のメイン通りとなるレンガ通り。
銀行、小学校、医院、電話交換局、派出所など、明治時代にできた施設が立ち並びます。
昔ながらの日本建築と洋風建築が共存する街並みを歩きながら、文化の大きな変わり目となった明治時代を感じてみてください。
明治の装いを纏っての散策を楽しんでみてはいかがですか。
2丁目エリアのMAP
京都市電が走る線路から入鹿池方面への脇道へ入ると3丁目。
立派な洋館が立ち並ぶ坂道をのぼっていくと、今度は日本建築のお屋敷や茶室が並びます。
さらにその先には、現存最古の洋式燈台「品川燈台」が入鹿池を望みながら待っています。
3丁目エリアのMAP
多種多様な建物が集まる明治村のなかでも、さらにバラエティに豊かな施設が集まっているのが4丁目です。
病院・硝子製造所・鉄道寮といった近代化する時代のなかで登場した施設はもちろん、江戸時代からの系譜を継いできた芝居小屋や銭湯なども立ち並びます。
また、ブラジルやハワイなど、移民した日本人の住まいをご覧いただけます。
4丁目エリアのMAP
文明開化を感じさせるレンガ造りのハイカラな佇まいな建築物が多い5丁目。
多くの人を魅了し続ける帝国ホテル中央玄関をはじめ、個性豊かな近代建築が立ち並びます。
北口付近にはSL東京駅があり、蒸気機関車が駆け抜けます。
5丁目エリアのMAP
日本の「明治時代」は、私たちが暮らす「現代」の礎(いしずえ)が築かれた時代です。
例えば、日本で初めて電灯が灯ったのも、鉄道が走ったのも明治時代です。1日が24時間、1年が365日になったのも明治時代。子供達は小学校へ通うようになり、大人達が新聞を読むようになったのも明治時代。日本初の選挙も国会も、明治時代に行われました。
今の私たちにとって当たり前の「制度」や「生活」は、その多くが明治時代から始まっています。
鉄道・郵便局・小学校・電気・博物館・図書館・銀行・病院・ホテルなどができたのもこの明治時代
明治が始まる前、長く「鎖国」の状態にあった日本は、1853年、黒船の来航とともに世界と出会いました。欧米の強国がアジアに迫り来る中、日本は西洋の制度や文化を取り入れた「近代国家」への道を歩みます。
驚くべきは、その歩みの速さ。郵便制度の導入は明治4年、鉄道開通、小学校教育開始、富岡製糸場稼働は明治5年、自由民権運動が始まったのが明治7年です。
急激な変化の中では混乱もありましたが、西洋からの新しい価値観を柔軟に受け入れ、日本古来のものと組み合わせながら、世界に類を見ない速度で大変革を遂げたのです。そんなエネルギーに満ち溢れた日本の「青春時代」、それが明治時代です。
また、今の建築の礎になったのもこの時代で、新たな素材として「レンガ」「石材」が取り入れられ、木材と併用され、また、仕上げの塗装材、いわゆる「ペンキ」は、建築に新たな色彩を与え、木目塗り、マーブル塗りといった変わり塗りの技法は、新たな建築空間の創出に寄与しました。
一方、人々が暮らす「住宅」における西洋化は、まずは外国人の住まいである居留地住宅として、のちに政府高官や財界人たちの迎賓館として「西洋館」が多く建てられることで発展を遂げていきました。同時に椅子式の生活スタイルも持ち込まれ、段階的に庶民の住宅にも浸透していったのです。
村長の挨拶(抜粋)
第四代の名誉ある村長をお引き受けしたうえは、その名を汚さぬためにもこの際、明治村のイメージを、「え?まだ行ったことないなんて、ポップじゃないねえ」ぐらいのものに押し上げようと企んでおります。そして、訪れた人々に対し、上から教え知らしめる姿勢ではなく、さりとて時代に迎合し、奇をてらうようなしつらえを試みるでもなく、半日をこの村で過ごすうち、かつて大量なる西洋の文化技術を取り入れながらも日本古来の技や知恵や精神をそこに吹き込んで、器用に自らの生活に融合させていった明治の人々の心を感じ取ってもらえるような場所にしたいと念願しております。それこそが、村長の使命であり、さらにこれからの子供たちに残すべき大人の義務ではないかと思っております。
平成27年3月(開村50周年)より、
四代目村長に作家・エッセイストの阿川佐和子氏が就任しました。
アクセス
- 中央自動車道「小牧東IC」から3km
- 国道41号上小口2丁目交差点から6km または、兼清交差点から5km
- 国道19号明知町北交差点(小牧東インター道路利用)から5km
カーナビゲーションシステムをご利用の場合は、
駐車場となる「明治村駐車場」とご入力いただくのがおすすめです。
チケット 大人2000円(シニア1600円) 高校生1200円 小中学生700円
博物館 明治村 参照 https://www.meijimura.com/about/
建築に興味のある方はこの明治村は必見です。明治時代を知ることは、小中学生その他の方も勉強になります。是非、一度訪れてタイムスリップなさってください。結局、サラッと見物しただけなのに約3時間、食事休憩を入れると4時間近くかかりましたので、皆さんも訪れる際には時間を考えて行かれると良いと思います。
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