こんにちはnikoshiba（ニコシバ）です。
最近、電車に乗っていて、「ヘルプマーク」（赤い色に白抜きで＋に♡マーク）をつけておられる方を時折見かけるようになりました。どのように気配りをすれば良いのかわからず、趣旨などを調べてみることにしました。
ヘルプサインを見逃すな！「ヘルプマーク」を見かけたら気配りをしましょう
より包括的で優しい社会を作るために採用された「ヘルプマーク」電車内でもポスターを見かけるようになりました。「ヘルプマーク」の趣旨と、このマークをつけた方を見かけたら、どのように気配りをすべきかのご案内です。
目次
「ヘルプマーク」の趣旨
最近電車に乗っていて見かけるのヘルプマーク。このヘルプマークについて、趣旨などを具体的にどのようなことなのでしょう。
ヘルプマークは、一般的には身体的な障害や特別なニーズを持つ人々が、他の乗客や駅員から手助けを求めるためのサインとして使用されます。これは、より包括的で優しい社会を作るための取り組みの一環として、公共交通機関で広く採用されています。
このマークは、一般的に車椅子やモビリティスクーターを使用する人々、視覚障害を持つ人々、あるいは他の特別なニーズを持つ人々などが、必要な場面で助けを求めることができるようにするために、電車やバスなどの公共交通機関で使用されています。
具体的には、このマークを見かけた場合、周囲の人々や運転手、駅員などに気軽に声をかけて、必要な支援や手助けを提供することが期待されています。例えば、座席を譲る、乗り換え時に手助けをする、案内をするなど、その人のニーズに応じて行動することが重要です。
このマークは、社会的な共感と配慮を促進し、より包括的で優しい社会を築く一助となることが期待されています。
「ヘルプマーク」をつけた人を見かけたら
マークを身につけた方がいたら、どうすればいいですか？電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。
と、案内されていますが具体的に考えてみました。
「ヘルプマーク」をつけている人を見かけた場合の具体的な行動
ヘルプマークをつけている人を見かけた場合、以下のような行動が良いでしょう。
- 声をかける: 困られている人を見かけたら、まずは優しく声をかけて、どのような支援が必要か尋ねましょう。「お手伝いが必要ですか？」、「どのような支援が必要ですか？」などと言葉をかけることで、その人が何を必要としているか理解しやすくなります。（ただし、迷惑がられることもあるかと思いますので、最低限、助けが必要かなと判断した場合の方が良いと思います）
- 親切に対応する: その人のニーズに応じて親切に対応しましょう。座席を譲る、階段を手伝う、乗り換えの案内をするなど、その場面でできる限りの支援を考えましょう。
- 尊重とプライバシーの配慮: ヘルプマークをつけている人も普通の人と同じように、プライバシーを尊重されることを望んでいます。支援を提供する際には、その人の意志を尊重し、必要な支援を提供した後は、余計な干渉を避けましょう。
- 他の乗客にも配慮する: ヘルプマークをつけている人への支援を提供する際には、周囲の乗客とのバランスを考えて行動しましょう。他の乗客にも配慮しながら、その人のニーズを満たすように努めます。
- 感謝の気持ちを示す: 提供した支援に対して、その人が感謝していることを示すと良いでしょう。笑顔や言葉で「どういたしまして」と返答することで、お互いのコミュニケーションが円滑になります。
まだまだ、抜けている部分があるかもですが、「ヘルプマーク」をつけている人を見かけた場合には、気配りをしてあげることが大切な気がします。
「ヘルプマーク」の全容はこんな感じ
これらの行動は、ヘルプマークをつけている人がより快適に公共の場を利用できるようにするために重要です。
ヘルプマークの対象者は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていて、配布を希望する方々です。 しかしながら、身体機能等に特に基準を設けているわけではありません。
ヘルプマークの配布に当たっては、必要な都民の方々が円滑にマークを活用することができることに配慮し、特に書類等の提示は必要なく、お申し出に対しお渡しすることとしています。
マタニティマークと同様、御家族等が代わりにいらっしゃる場合も、お渡ししています。
各自治体のホームページで「ヘルプマーク」と検索しましょう。
ヘルプマークとは、外見からはわからない援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成されたマークです。このマークを見かけたら、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
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