こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
ビジネスを起業するには?を、先日、ご案内したところ、お問合せがありカフェの起業を目指したいとのこと、以前にも掲載させていただきましたが、コロナ化の収束を見込んでの起業は意義があると思います。
ここではカフェについて、起業を成功するための注意点をお話ししたいともいます。
開店前で決まる!カフェを起業し成功するための秘訣と対策
スターバックスを始め、ドトール、タリーズなどのカフェチェーンが多くあるカフェですが、どのようにすれば成功するのでしょう。ここでは、その為の心構え、そして、実際に開店する際に成功するための重要ポイントをご紹介します。
カフェの起業は多くの方も憧れがあるのではと思います。しかし、簡単では無いのです。強い信念が無ければ成功は難しいと考えてください。
しかし、ビジネスを始める前にあれはこうだから無理だとか、マイナス面を多く考える人がありますが、それではビジネスはできないのです。ビジネスは大きな賭けであり、夢でもあるのです。
夢を実現し、成功裡に結びつけるにはさまざまな準備が必要です。
まずは、自分はビジネスに向いているのか、こちらのサイトで確認なさってください。
まずは近年の社会の流れや動きをよく観察して、自分の考えるビジネスが「消費者のニーズに合い、利益を生むこと」ができるのかを考え、ビジネスモデルを構築する。
- ビジネスアイデア
- マーケテイング
- 事業計画(商品MD・人事計画・資金計画・利益計画・販売促進)
- 社会還元
このような考えで起業するのですが、働く「スタッフに共感してもらえる」ビジネスにしないと将来の発展はあり得ませんのでそのことも大きな要素だと考えてください。将来の発展のためには利益が出ないとスタッフの給与も満足に支払えないし発展はないのです。
このサイトを見て、自分なら大丈夫だと思われる方は成功に一歩近づけるのだと思います。
前置きはさておいて、実際にカフェを開店するにはですが、下記の手順で考える必要があります。
目次
カフェ開業のプロセス
カフェの顧客ターゲット(ペルソナ)
多くの情報やデータをもとに一人の具体的なお客さまを作りだします。
「このお客さまが満足するものは何か?」を考えながらどのようなカフェにするかの開発を進めますので、この背景にいる多くのお客さまのニーズを集約させることになります。
そのためカフェがオープンし、マーケットに出た際に、需要とのズレを極力防ぐことができるのです。自分がやりたいカフェがお客さまに通じるのか、必ずお客さま目線で考える必要があります。
詳しくはこちらをご参照ください。
この内容から、ご自分の考えるターゲット(ペルソナ)層を考えることが大切です。
カフェの開業資金を試算
カフェをオープンし、経営していくには、最初にできるだけ経費をかけ過ぎないことが大切です。下記の計算を先にしていくことで、毎月の資金繰りが楽になります。
例えば、15坪・賃料15万円のカフェの開業資金ですが、開業から最低6ヶ月の運転資金(多いほど良いですが利益が経費に対し不足する部分としての経費)を持つ必要があります。
アバウトで試算すると次のとおりです。
費用 | 金額(万円) |
---|---|
賃貸店舗取得費 | 100(礼金・敷金など)保証金の場合は少し高額な場合もあります。 |
内外装工事費 | 300 |
厨房器材・備品・食器など購入費 | 200 |
コーヒー豆、その他材料購入費 | 50 (備品など消耗品補充費、食材や飲み物の原価) |
運転資金 | 100(人件費・家賃・水道光熱費・保険料・販促費など) |
合計 | 750 |
簡単にはこのような感じですが、内外装工事費及び、厨房器材・備品など購入費は減価償却の対象になります(備品のうち消耗資材や食器は経費算入可能)ので、耐用年数などで違いますが、ここでは約7年として計算してみると良いでしょう。
その他の礼金などは経費になる(契約内容により)と思われます。契約の際には内装なども含め退店条件なども良く聞いておかないと万一の場合に困ることになります。
毎月の経費は人件費・家賃・水道光熱費などと、食材や、コーヒー豆、その他になるので、これがひと月にいくらになるかの試算が必要です。もちろん借入をした場合には金利が発生します。
売上と経費の考え方
収入源である売上ですが、テーブル・椅子数で、1日のお客様が何人回転するか、そして、客単価は一人どの程度になるかで、売上を試算します。
(客数X客単価=売上)
例えば、一日あたり 100人客数X500円客単価=5万円
ひと月を、30日として5万円X30日=150万円の売上が見込めます。
一般的に食材や飲み物の原価は売上の30%以内、人件費は売上の25%以内などと言われています。
飲食店の利益率は10%超を目安にすると良いと言われています。
このように考えて計算すると150万円の原価45万円、そして人件費37.5万円なので
150万円ー(45万円+37.5万円)=67.5万円
67.5万円から家賃・水道光熱費・保険料・販促費などと減価償却費他、借入金利を差し引き10%超の利益が出るかを試算すると良いです。
細かな部分に関しては、実際の費用などで計算をする必要があるので、ここでは目安として考えてください。
カフェの売上を上げるには以下の方法
- 1.客単価のアップをするには
- 2.新規のお客様の獲得するには
- 3.リピート客を増やすには
- 4.席数を増やすためには
- 5.座席稼働率を上げるには
と、このように考えます。
カフェの立地は
顧客ターゲットが決まったら、上記にも掲載しましたが、マーケティング小売業成功のためのプロセス!ターゲットとペルソナの考え方をして、お店の立地が最適なのか、これが一番重要なのです。こちらも、カフェの顧客ターゲット(ペルソナ)を考えてリサーチします。
こちらもあくまで例ですが、参考になさってください。
カフェ店舗探しの注意点
良い立地が見つかったら、内装状態を見ての判断になりますが、今までカフェをやっていた店舗などを取得できると安価に厨房機器などが手に入り、考える店舗コンセプトの基本の部分が外れていなければ、少し手を加えるだけで理想的な店舗になるので、この辺も一考したいですよね。
この場合は、内装業者(飲食店舗専門の)などの専門家に同行してもらい、細かく見てもらわないと逆に高くつく場合もありますので注意が必要です。
現在のカフェ経営を続けていくためには店内の雰囲気づくりも大切です。店内BGMを工夫し、資金に余裕を持たせ、店内のインテリアも顧客ターゲット(ペルソナ)に合わせ雰囲気にします。
それに、最近ではリモートワークをする人が増えていることから、Wi-Fi環境を整えておくことも重要です。
カフェで提供する食材と飲み物の特徴とブランディング
一番肝心なのはリピート客を増やすには、提供するメニューとが一番大切ですよね。今はSNSでの口コミが販促では大切な部分で見栄えも大切です。
お客様がまた来たい。このお店のコーヒーやデザートは他より美味しい。このお店は素敵。このお店に居ると安らげる。などなどのことを考慮して、以下のブランディングを考えてみましょう。
これらを総合的に考えて、
ブランディングの手法
- 1、ブランディングの必要性や意義を理解する
- 2、マーケティングでどこをターゲットに考えるのか
- 3、ブランドの方向性、コンセプトを決める
- 4、ブランドに価値観を持たせる
- 5、ブランドのマークやロゴでイメージの確立
- 6、ブランドの発信と訴求戦略
- 7、ブランドの認知度合いでの検証発信
詳しくはこちらで
以上が、カフェをオープンするための準備になりますが、お分かり頂けましたでしょうか?
創業なさって、一人でも多くのお客様に笑顔になっていただけるビジネス。そんなカフェを目指して頑張ってください。
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