こんにちはnikoshibaです。
今までの項でなぜ感性が必要なのかをご説明して来ましたが、実際にはショップ感性とはどのような事なんでしょう。
感性とは
イメージで伝えるにはカラーが大切ですよね。
イメージカラーで考える感性には、カジュアル・ナチュラル・エレガンス・シック・モダン・その他･･･で考えます。
そして、下記のような人それぞれが持つ感性を捉えてこのような分類があると思います。
健康志向が強い人
運動が大好きで、健康に対する意識が強い人で、様々な健康食品や健康器具に興味がある
アウトドア派
近年の流行ですが、コロナ禍で新鮮な空気、自然を求めて沢山のキャンピングファンが増えています。
知性的な人
知性的で無駄な買い物はせず、自分の理にかなったモノを求める為に、評価して買い物する傾向が多い
ムードを大切にする人
雰囲気で商品の選択をし、買い物を行い、気分やムードを大切にして買い物をする。
美しさを憧れる人
美しさへのあこがれを持っていて、常に、自分自身を美しくありたいと言う意識で買い物をする。
趣味、嗜好からの興味
自分自身の趣味嗜好を生かし、ガーデニング、手芸、その他に興味を持った中での買い物をする。
ファッションが大好き
流行を追いかけ、常に、自分は最先端を言っている意識での買い物をする。話題性に富み、雑誌などを良く読み研究熱心。
かわいい商品が大好き
かわいいがキーワードになるくらい、女性の間では良い商品、自分好みの商品をかわいいと、位置づけ買い物をする。現在では、このかわいいが一番のポイントである。
エキサイティングな事が好き
特に、衝動買いをするタイプで、店舗の演出や陳列にも敏感に反応して自由な買い物をする傾向にある。
クリエイティブに考えたい
創造的で他人との差別化を意識し、他人が持たない物を好む等、独創的な選択をするタイプである。
モダンが好き
何でも新しいものを好むが、ファッション派との違いは流行を単に追いかけるのではなく新しい現代的な商品を好む傾向にある。
これら以外にも、多種多様な感性のタイプがあると思います。
今後の専門店、小売店は、これらの感性を絞り、どのような展開をしていくのかが大変重要になるのではと思います。
そこに、最近のSNSでの訴求をする際にも注目されるポイントとなり集客につながるでしょう。
今後の小売業
このような手法で組み立てることになりますが、小売業として掘り下げて考えると戦略的なマネージメントは、目標売上額・的確な運営・経営力・人材育成・出店計画等の資金計画などがあります。
ビジュアル マーチャンダイジング（ＶＭＤ）のレベルアップを図り、組織力・開発力・最適なサプライ（取引先）手法・ロジスティック（効率的流通）による、商品力の育成を行い、オリジナリティ提案により、利益の取れるプライベート ブランド商品の開発、有効な販売促進、顧客満足の促進などを、積極的に推進する事により全体の安定成長が可能な企業体質にすることです。
大手の小売店は、リアルタイムの需要予測、ストアーブランド構築はもちろんプライベートブランド商品の生産計画に力を注ぎ、今では機能性の商品（暖かい、涼しいなど）をどんどん世に出しています。
そして、伸びる小売業は、商品の価値と予測可能性・実績からなるマトリックスを作成し、個々の商品について検討し、これを踏まえた生産計画を立案する必要があり、しっかりとしたメーカーや、サプライヤーを確保しておくことによって、多額設備投資を避け、売上・利益増を図る事に繋がり、感性販売及び機能性商品の小売業として安定成長が望めるのではないだろうと思います。
小売業界でも、IoT（internet of Things インターネット経由でセンサーと通信機能を持ったモノ）やAI（artificial intelligence 人工知能）を使った商品の開発も進んで来ると思われます。
今後の専門店はいかにこれらの感性を絞り、プラス機能性、IoT、AIなどの活用も必要になるでしょう。
その中の感性販売のＭＤは「隙間あるいはニッチ」をビジネス ターゲットとする中小の小売店はもとより、中小のメーカーさん、問屋さん等の構築にも参考になるのではと思います。
次回に続きます。
前項を見逃した方は、このnikoshibaブログの項目（下部）から専門店マニュアルでご案内しています。 （専門店のノウハウを全て公開しています。こちらの専門店マニュアル、ショップ販売戦略では今までのアップ分をご覧になれます）
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