こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるマイナ保険証の運用は一昨年10月からスタートし、今年4月から医療機関に義務づけられています。一番ありがたいのは、引っ越しなどをした場合には、各病院にデーターがあるので、継続しての治療が受けれるのが良いのではと思われます。
マイナンバーカードでの様々な問題は多々ありますが、ここではマイナ保険証についてになります。
マイナ保険証の使用方法と手順!簡単便利だけど怖さも?政府も大変な重責が
マイナ保険証が、4月から医療機関医義務付けられたということで、患者さんが病院や薬局での受付時にマイナ保険証を、どのようにして使うのかと、そのマイナ保険証のメリット、デメリットについて考えてみました。
マイナ保険証の使い方
マイナ保険証(マイナンバーカードを健康保険証として利用する場合)の使用方法について、病院に行くことがあり実際に使ってみましたので、その手順をご説明いたします。
患者さん側では
1、受付でマイナ保険証の提示
患者さんは病院や薬局の受付で、マイナ保険証(マイナンバーカード)をスタッフに提示します。患者さんはカードをカードリーダーへ挿入します。
下の画像のような機器があるので、そこの多くだけですが、縦向きか、横向きかの判断が必要です。わからない場合にはスタッフさんが対応してくれます。
2、カードの読み取り
専用のカードリーダーを用いて、マイナ保険証のカードを読み取ります。カードリーダーは患者さんの個人情報をセキュアに処理し、保険証としての認識を行います。
3、個人番号の入力、または顔認証
カードが読み取られた後、患者さんの個人番号を入力します。また、顔認証があるので、これにより、患者さんの健康保険情報が照会され、医療費の請求や保険適用の確認が行われます。
※顔認証が便利だと思いますが、機器が動かせないので、しゃがんだり、伸び上がったりで顔の正面を合わせます。腰が痛い方にとっては少し不便かも・・
4、同意事項の確認
特定健診情報、薬剤情報に関する確認事項となります。そこを確認して画面にタッチします。
5、医療機関からの治療費明細、薬剤明細
医療機関からの治療費明細、薬剤明細を紙で受け取るか、データーで受け取るかの判断を聞かれるので、どちらかを選び画面にタッチします。
6、完了
とりあえずは完了となりますが、高額医療制度を利用する方や、限度額情報を選択する人は引き続きタッチしていき、完了となります。
7、カードリーダーからマイナ保険証を受け取ります。(お忘れのないように)
医療機関や薬局の方では
1、情報の確認と処理
システムは患者さんの保険情報を表示し、スタッフは必要な情報を確認します。これには、保険の有効期間や適用される給付制度などが含まれます。
2、請求書の発行
診察や処方箋の処理が終わった後、病院や薬局は患者さんに対して請求書を発行します。この請求書には、保険適用された費用や患者負担額などが明記されています。
以上が、マイナ保険証を利用する際の一般的な手続きです。ただし、具体的な手順や要件は病院や薬局によって異なる場合がありますので、ご利用の施設の指示に従うことをおすすめします。
高額療養費について
高額療養費の所得区分を証明する「限度額適用認定証」がありますが、これを医療機関の窓口に提示すると、高額な医療費がかかった場合は、窓口で支払うのは医療費の1~3割ではなく、最初から所得に応じた高額療養費の限度額まで支払えばよくなるみたいです。
限度額適用認定証は、健康保険証のように自動的に発行されるものではなくて、日常的な医療を受けるときは必要ないので、継続して高額な医療費がかかっている人や、入院や手術をすることが分かっている人が、自分で健康保険組合に申請して発行してもらうことになります。
有効期限が原則的に1年間なので、長期療養中の人などは、期限が切れる前に更新する必要がありましたが、マイナ保険証に対応している医療機関では、限度額適用認定証がなくても、高額療養費の適用が受けられるようになったとのことです。
マイナー保険証のメリット・デメリット
マイナンバーカードを保険証がわりに使うことで、患者さんのメリット、デメリットは、どのようなものがああるのでしょう。
マイナンバーカードを保険証として使用することには、このようなメリットとデメリットがあります。
マイナ保険証のメリット
1、一つのカードで複数の機能が利用可能
マイナンバーカードは、身分証明書としての機能だけでなく、保険証としての機能も持っています。このため、カード1枚で身分の確認や医療機関での手続きが容易になります。
2、簡単な手続き
マイナ保険証を利用することで、患者さんは保険証の提示や記入に必要な手続きを簡略化できます。受付時の手間や書類の持ち運びの手間が軽減され、スムーズな受診が可能です。
3、正確な情報の提供
マイナ保険証は個人番号と連携しており、患者さんの正確な保険情報を提供できます。これにより、保険の適用状況や患者負担額などが正確に計算され、医療費の請求や保険適用の確認が効率的に行われます。
マイナ保険証のデメリット
1、個人情報の漏洩のリスク
マイナンバーカードには個人の重要な情報が含まれています。カードの紛失や盗難によって個人情報が漏洩する可能性があります。そのため、カードの取り扱いには十分な注意が必要です。
2、利用できない場合の対応
マイナ保険証は一部の医療機関でしか利用できない場合があります。従来の保険証が必要な施設や、マイナンバーカードのリーダーが設置されていない施設では利用できません。その場合、別途従来の保険証を利用する必要があります。
3、システムの運用や技術的な問題
マイナ保険証の導入には、医療機関や関連システムの対応が必要です。システムの不具合や技術的な問題が発生すると、正常な利用が困難になる可能性があります。
4、セキュリティリスクの増加
マイナンバーカードは個人番号を含んでおり、個人情報の漏洩や不正利用のリスクが存在します。情報漏洩の可能性を最小限に抑えるためには、カードの厳重な管理や情報漏洩対策が必要です。また、医療機関や関連システムのセキュリティ対策も重要です。
5、利用の制約
マイナ保険証の利用は一部の医療機関に限られる場合があります。マイナンバーカードのリーダーや関連システムが整備されていない施設では、引き続き従来の保険証が必要となります。また、一部の特定医療機関ではマイナ保険証の利用が制限されることもあります。
6、技術的な問題やシステムの不具合
マイナ保険証の運用には関連システムの正常な動作が必要です。システムの不具合や技術的な問題が発生すると、マイナ保険証の利用が制限される可能性があります。また、システムのアップデートやメンテナンス時に一時的な利用停止が発生する場合もあります。
これらのメリットとデメリットを考慮し、患者さんは自身の利便性やセキュリティに対する関心などを考慮して、マイナ保険証の利用を判断することが重要です。
政府も重大な責任が
総合的に考えると、マイナ保険証の利用は利便性や効率性の向上をもたらす一方で、個人情報のセキュリティリスクや利用制約などのデメリットも存在します。患者さんは自身の個人情報の取り扱いや利用状況について理解し、自己の判断でマイナ保険証の利用を決定する必要があります。
以上のような事から、当面は健康保険証とマイナ保険証のどちらもお持ちの方が良い気がします。
政府も管理が便利になる反面、重大な責任が問われ、セキュリティ対策は、とても重要でサイバー攻撃などを受けた場合の対応も早期に必要かも知れませんね。
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