こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
もうすぐお正月ですが、家族揃うこの機会に「家紋」を調べてみてはいかがでしょうか?「家紋」は家を表す紋章であり、それぞれの家で代々伝えられてきました。皆様はご存じですか?「就活」をお考えの方も、子供達に伝えるのに知っておいても良いのではと思いここにアップしてみました。

終活で「家紋」それぞれの家に伝わるシンボルマーク!調べて子孫に伝えたい
自分の家の「家紋」ご存知ですか?最近、就活をなさっているというお話を時折聞きますが、子孫に残すに至って「家紋」を一度お調べになったらいかがでしょう。なんでも新しい時代に古臭いと思われるかも知れませんが、子孫が大切にして残してくれるかも知れませんよ。
家紋で、よく思い出すのは「五三桐」ですが、五三の桐」は、桐は鳳凰(ほうおう)が留まる縁起物の木で、天皇陛下の副紋として誕生しました。
従って「十六紋菊」同様に一般庶民はおろか将軍でも使ってはならない家紋でしたが、現在のように一般大衆に広く使用されるようになったのは、室町時代に朝廷が足利尊氏に褒美として与えたことに端を発し、一般的に普及したらしいです。
近年、伝統行事や冠婚葬祭が簡素化する中、自分の「家紋」を知らない人も増えてきました。自分の人生を振り返り、終活を進めていく上で「家紋」を知りたいと思う人もいるでしょう。この記事では「家紋」の意味や調べ方、さらに日本に多い苗字の代表的な家紋を紹介します。
家紋の意味と由来

家紋は日本に古くからあるもので、自分の家系やルーツを知ることができます。まず家紋の意味と由来を紹介します。
目次
家紋とはそれぞれの家に伝わるシンボルマーク
家紋とは代々伝わってきた家の紋章のことで、家系や家柄、地位などを表すために用いられてきた図柄です。苗字が同じでも、家系や出身地などルーツによって家紋が異なる場合があります。逆に違う苗字でも、同じ家紋の場合も。かつては家紋付きの着物や羽織、小物なども多く見られました。家紋は苗字と合わせ、自分の家系やルーツを実感できるシンボルなのです。
縄文土器などに用いられていた文様文化が由来?
家紋の原型は、縄文時代の土器などに用いられていた文様(もんよう)と見る研究者がいますが、はっきりとは分かっていません。日本では、縄文時代より作るものにヘビや縄などの柄をつける「文様文化」がありました。縄文土器や弥生土器に見られる文様は数百を超すと言われ、多種多様にわたります。
平安時代末期頃から、公家が牛車などに自分の家のものだと一目で分かるように、家独自の文様を付けるようになり、これも家紋のルーツとされています。公家の家紋は、着用していた着物の柄や、好んでいた花などをモチーフにしたデザインもあり、優美です。
武家が戦で用いるようになり発展
家紋と言えば、武家のイメージが定着しています。鎌倉時代には戦で味方と敵を見分けるための目印として、のぼり旗や、陣幕、兜や鎧に家紋を入れるようになったとされ、武家の間で広がっていったそうです。もともと武家の家紋は目印として使い始められましたが、次第に軍の士気を高めてまとめる役割も。江戸時代になってから、庶民も家紋を使用するようになり、一般的にも広がったとされています。
自分の家紋の調べ方

続いては、家紋の調べ方を説明します。
墓や仏壇を調べる
家紋のことは親族に聞くのが一番簡単な方法ですが、分からない場合もあります。その場合は、墓参りに行った際に、墓石に彫ってある家紋を確認してみてください。また仏壇にも家紋が入っている場合があります。
家紋は微妙な文様の違いがあるので、墓を見て確認できたら写真に撮り、種類の名前を調べておくのがおすすめです。大抵の種類はインターネットで調べられますし、家紋を扱った辞典なども市販されています。
紋付(もんつき)の着物を見る
近年は減っていますが、かつては紋付き袴が正装とされ、成人式や結婚式で着用されていました。年齢がある程度上の世代なら、紋付の着物を持っている人も多いため、家にないか確認してみると良いかもしれません。また、先祖の写真に紋付の着物を着た人物が写っていれば、自分の家紋が分かる可能性も。ただし、既婚女性の紋付着物の場合、実家の家紋が入っているかもしれません。
本家に聞く
本家に聞けば、家紋について分かるかもしれません。もし本家が分からない場合は、明治時代の戸籍を取得し、記載された本籍地を調べ、その土地の同姓を探す方法があります。古くからある家の場合、縁戚にあたることも考えられるため、同じ家紋の可能性があるからです。
日本に多い代表的な家紋
最後に日本に多い苗字が用いている代表的な家紋をそれぞれ解説します。同姓であってもルーツによって家紋が異なる場合もあるため、自分の家紋、本家や分家、親戚の家紋なども調べてみると面白いかもしれません。

佐藤|源氏車など
日本で一番多い苗字である佐藤は、特に東日本で多く見られ、藤原家一族の末裔とされています。家紋には公家の乗り物だった牛車をモチーフにした、「源氏車(げんじぐるま)」が用いられることが多いようです。

鈴木|稲紋など
関東に多い苗字ですが、和歌山県の穂積氏流鈴木氏が始まりとされています。源義経の家臣に鈴木姓の者がいたため、源平合戦の頃に東海から東北にかけて広がったそうです。
家紋はルーツである穂積氏にちなんだ「稲紋(いねもん)」が多く用いられています。なぜ稲が関係しているかというと、積んだ稲穂のことを穂積や鈴木(ススキ)と言っていたそうです。ちなみに稲紋には、抱き稲、右廻り一つ稲の丸など複数の紋があります。その他、神具としても使用される鈴をモチーフにした「鈴紋」を用いる家もあります。

家の歴史を子孫へつなげる家紋を調べよう

家紋は家を表すシンボルであり、家紋を知ることで家の歴史を知ることにつながります。ひいては自分のルーツ探しにもなるでしょう。これまでの人生を振り返り、今後の生活を充実させるうえでも終活と合わせて家紋を調べてみませんか。Coeurlian 参照
https://www.famille-kazokusou.com/magazine/manner/479
こんなに面白い家紋も
ラッキーな四つ葉のクローバーかと思ったら違うらしく、片喰(カタバミ)というらしいです。こんなものまで家紋に使われているんですね。

まるによつけんかたばみ
日本で見られるカタバミは、ほとんどが黄色い花ですが、ほかにも白い花びらのミヤマカタバミや赤に近いピンクのイモカタバミ、淡い紫色のムラサキカタバミなどがあります。
園芸用に栽培されることもありますが、繁殖能力が高いので、いろいろな場所で増殖していきます。
その繁殖能力の高さから、一度根付くと絶えない、家の守り神として、武士の家紋にも使われています。
カタバミという名前の由来としては、諸説ありますが、カタバミの葉は、夜になると閉じる特徴があります。
その動きがカタバミの葉っぱが片方欠けているように見えることから、カタバミといわれているという説があります。漢字で「片喰」と書かれたりします。
そんな風に、探してみると「家紋」も面白いですね。わすれられそうな感じですが就活をお考えなら「家紋」を探してみては、子孫に残せますよ。
※熊本城の「家紋」
「家紋」をお調べになるなら、こちらの家紋のいろはさんで探してみてください。
家紋のいろは|家紋の情報サイト
家紋のいろはは、日本の家紋に関する情報サイトです。現在、5988種類の家紋を紹介しています。
家紋を探したい場合は下記のコンテンツをご利用ください。

家紋の名前一覧です。家紋の名前が分かっている場合や名前を一覧で見たい場合にご利用ください。

家紋の種類別の図欄です。家紋の形が分かっていて図や形から家紋を探したい場合にご利用ください。

家紋のサイト内検索です。キーワード検索はもちろん、形や種類、使用者などでも検索することができます。
家紋のいろは 参照 https://irohakamon.com/kamon/
自分家の家紋がわかると良いですね。
コロナ禍で大変な時代ですが、年末年始で家族揃ってのお正月をお迎えになられる方は今年は多いのではと思います。
来年も良い年でありますように!
本年はこのnikoshibaをご愛顧いただき有難うございました。来る年もよろしくお願い致します。
nikoshiba 筆者 柴田知幸

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