こんにちはnikoshiba（ニコシバ）です。
前項の続編になりますが、エアコンの節約術を掲載させていただいています。エアコンの除湿、送風機能の最適な使い方、そして、昨今の電気代の値上がりなども予定される中での、エアコンの節約術などを調べてみました。
エアコン付けっぱなしが安い？電気代の高騰で節約の常識が変わる
この夏は暑いと聞きますが、既に３０度近いところも出いていますね。この夏はエアコンに頼ることが多くなりそうです。しかし、電気代の高騰もありで、エアコンを使う際には更なる節約が必要になってきましたね。
シニア・高齢者の方は家で過ごす方が多いかと思いますので、熱中症にならないようにエアコンを上手に使いこなす必要があります。
ここでは、エアコン使用での上手な節約方法を調べていました。以前のサイトでエアコン付けっぱなしがお得？と、ご紹介したことがあったのですが、合わせてご覧ください。こちらではポイントでまとめてみたいと思います。
エアコンの上手な使用方法
前項でエアコンの除湿はいつ使うの？夏は送風から冷房を付けるのが常識？と言うタイトルで、エアコンの除湿の使い方、送風の使い方でもかなり節約になることが分かりました。今回はそれも含めて、電気代節約のポイントをご案内します。
エアコン付けっぱなしが安いの疑問
こちらは以前にもアップしたエアコン付けっぱなしがお得？の結論でもお話ししましたが、結果的にはお家におられる滞在時間により、電気代に差がある気がします。
下記のサイトで実験をなさっているのですが、エアコン24時間つけっぱなし実験結果が出されています。
エアコンつけっぱなし実験のまとめ
これは実験をなさった方がいたので、参考にさせて頂きました。
エアコンを24時間、1カ月つけっぱなしにした筆者の家の電気代と、必要なときだけつけていた同僚の家の電気代は、以下のようになりました。
| 一人暮らし | 実験前の月の電気代 | 実験した月の電気代 | エアコンの電気代（実験前と実験後の差） |
|---|---|---|---|
| 筆者の家（24時間つけっぱなし） | 3,005円 | 4,487円 | 1,482円 |
| 同僚の家（必要なときだけつける） | 2,646円 | 3,533円 | 887円 |
予想よりは電気代はかかりませんでしたが、それでも必要なときにつけていた同僚の家の電気代よりは高くなってしまいました。
と、エネチェンジさん https://enechange.jp/articles/air-conditioner-24h#24
なので、自宅でも、滞在時間により違うと思いますので実験をなさったらいかがでしょうか？なぜなら、「一日24時間付けっぱなし」と「24時間で必要時のみ付ける」でか、付けっぱなしにしたい時間を設定したりで実験するのも良いかと思います。
冷房の消費電力：最小150W～最大800Wの場合・1時間あたりの電気代
・最小電力：（150W÷1000）kW×27円＝4.05円
・最大電力：（800W÷1000）kW×27円＝21.6円
（※新電力料金目安単価・税込27円／kWh（公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会）で計算）
この計算では、最大電力がエアコンをつけた場合の電気代金だと思いますが、単純計算で、エアコンが最小電力に入るまでに30分かかるとして、３倍ぐらいの電力を要することになりますね。
もし、暑い部屋だと1時間かかって最小電力になるとすれば5〜6倍で5時間最小電力で運転したのと同じ計算になります。この辺を基準に考えてみたら良い気がします。
最適なエアコン電気代節約方法
１、扇風機、サーキュレーターを使う
冷房時、冷たい風は下のほうに溜まるので、エアコンの風向きは水平に設定します。エアコンから出た冷たい風はゆっくりと下のほうに降りてきてやがて足元に溜まるので、サーキュレーターを天井に向けて回し、空気を循環させます。
空気を循環させることで涼しさのムラをなくし、体感温度が下がり、快適に過ごすことができます。
『ちなみに扇風機の電気代は1時間に１円(0.3円とか）も掛からないみたいなので、併用はお勧めです。』
| 機能 | 電気代・消費電力 |
| 送風 | 1時間あたり0.3円 (12W/1h) |
| 冷房 | 1時間あたり17円 (595W/1h) |
| 暖房 | 1時間あたり13円 (470W/h) |
※1kWhあたり27円の目安単価にて算出 ミツモア 参照
２、部屋の密閉度合いを考える
一般的なエアコンは、いわゆる高断熱・高気密住宅に適している機器です。天井が高い住宅や、昔ながらの日本家屋のような風通しを重視した建物ではエアコンの性能を十分に発揮させるのは難しいこともあります。
しかし、そうした住宅でも工夫次第でエアコンの消費電力を抑えることは可能です。出入りのたびに扉を閉めるのはもちろん、窓に断熱シートを貼る、遮熱カーテンをつけるといった窓際の対策も効果が期待できます。
３、自動運転モードにする
エアコンにはさまざまな運転モードがあります。「いかにも消費電力の少なそうな弱運転にすれば電気代の節約になるのではないか」と考える方も多いでしょう。しかし、現実には自動運転の方が電気代はかからないケースが多くあります。
４、冷房の温度を１度下げる。
冷房を1度上げる、暖房を1度下げるといった方法は確実な効果が期待できます。単純ながらも電気代を約10％節約可能です。
快適さは若干失われるかもしれませんが、服装を見直す、断熱対策を徹底するなどの方法でカバーできることがほとんどです。
Loop 電気 参照
５、その他
エアコンの定期的なお掃除。
そして、エアコンの除湿はいつ使うの？夏は送風から冷房を付けるのが常識？で掲載しましたが、
６、「除湿」の限定利用
「除湿」は電気代が高いので、梅雨の湿度が高い時、そして、部屋干し時などに限定利用。
７、「送風」から「冷房」
「送風」は電気代が安いので体感温度が下がり過ぎた場合などに多用すれば、より電気代の節約になるみたいなので、このような機能を使うと良いですね。しかし、温度が上がりすぎると、逆に冷房機能が強く働くので、電気代がかかるかも知れません。
立ち上げ時は「送風」そして「冷房」⇨自動運転で、上手にエアコンを使い、電気代を節約しましょう。
８、消費電力の低いエアコンへの買い換え
さまざまな消費電力を食わないエアコンが出ているので、その辺も考慮の上、エアコンは部屋の大きさにあったエアコンでないと、例えば１０畳の部屋に８畳用などでは、冷却するのに時間がかかり電気代は高くつきます。その辺も考慮されたが良いと思います。
皆様が、暑い夏を、熱中症にならずに快適な生活を送られることをお祈り致します。水分もお取りください。
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