こんにちはnikoshiba（ニコシバ）です。
コロナワクチン接種後にアトピー性皮膚炎が酷くなったという方のお話を耳にしますが、私も経験者で、その事が原因か、どうかは定かでは無いのですが、一時期、体のあちこちに湿疹ができ、痒みが酷くて大変だったのです。
「16時間断食」など、いろいろ、試してみたのですが、なかなか効果がなくて、結局、皮膚科の病院にかかることにしました。その闘病結果と病院で学んだことになります。
アトピー性皮膚炎のケア（清潔にするスキンケア・紫外線に対するスキンケア）はこれで
アトピー性皮膚炎ができ一時は痒くて堪らなかったですが、やっと治りかけて回復に向かっています。その治療経過と、アトピー性皮膚炎のケア（スキンケア・清潔にするスキンケア・紫外線に対するスキンケア）になります。
目次
アトピー性皮膚炎の治療経過とスキンケアについて
アトピー性皮膚炎の治療経過報告
「16時間断食」ですが、デトックス効果があるとのことで、コロナワクチンを接種後にアトピー性皮膚炎（以前から腕や膝の裏などに少しだけだった）が酷くなり、なんとか治せないかと思っていたら「16時間断食」なるものが紹介されていました。
これは、簡単そうでダイエットにもなるとのことで、試してみようと、その結果、３週間は続けれたのですが、アトピー性皮膚炎にはあまり効果がなくて断念してしまいました。しかし、ダイエット効果があったんです。
その話はこちらで確認していただくとして、「16時間断食」やってみました！ダイエット効果、アトピー性皮膚炎などに効果がある？
アトピー性皮膚炎の薬の付け方
今回は、アトピー性皮膚炎の治療経過報告を始め、アトピー性皮膚炎のケア（スキンケア・清潔にするスキンケア・紫外線に対するスキンケア）のお話になります。
アトピー性皮膚炎が、ここまで酷くなったので、結局は、皮膚科に通うことになり、先生に、飲み薬と保湿剤、痒み止め（ステロイドの少ない塗り薬）をもらい、塗り方などを教わりました。
患部に保湿剤を塗り、その後に痒み止め（ステロイドの少ない塗り薬）を、手のひらで伸ばし軽く叩くようにして塗ることで、保湿効果、そして、ステロイド剤を和らげる効果があるとのことです。
１〜２週間で、痒みが薄らぎ、その後、皮膚の炎症や赤みも取れ回復に向かってきました。１ヶ月も経つと、ほとんど痒みもなくなりました。
そして、皮膚の炎症も取れてきて炎症跡が残っていたので、保湿剤を塗り、その後に痒み止めを塗り続けていたら、また、違う発疹ができてきたのです。
これには注意が？大失敗の塗り薬
その発疹というのは、ニキビみたいな小さくなブツブツで、痒くは無いのですが、あっという間に広がり始めたのです。
なので、慌てて病院へ行くと、先生が痒み止め（ステロイドの少ない塗り薬）を痒みが止まった後にも関わらず塗ったのではと言われ、そうなんです。と、そうすると、ステロイド剤の副作用での発疹だと言われ、痒みが止まったら塗らないようにと、今度はその発疹をなくす薬を塗る羽目に・・
皆さんも、このようなことがないようにお気をつけください。
あとは、アトピー性皮膚炎で、ケロイド状になったところに保湿剤を塗りっていますので徐々には綺麗になるとは思いますが、薬の塗り方などは注意が必要ですね。
ステロイド剤の副作用は、このような、ニキビみたいな小さくなブツブツの発心が・・・痒くは無いのですが、あっという間に広がり始めたのです。
これには驚きました😅焦って、病院へ行って、先生に言われて初めてステロイド剤の副作用と分かったのです。塗りすぎでした、気をつけたいです。
アトピー性皮膚炎のケア（スキンケア・清潔にするスキンケア・紫外線に対するスキンケア）
ここからは、登美ヶ丘皮膚科のパンフレットからですが、参考になれば幸いです。
スキンケア
特にアトピー性皮膚炎では、皮膚のバリアー機能の異常があ るといわれています。 バリアーって、何でしょう?
正常な皮膚では表面に角質層があり、 その上に更に 「皮脂膜が被っています。 この角質層と皮脂により、 外部から刺激物質やアレルゲンが侵入することを阻止 しています。 これをバリアー機能と呼びます。
角質細胞と角質細胞の間には細胞間脂質の「セラミド」があり、 細胞と細胞をしっかり接着させ て、このバリアー機能を強化しています。
また、角質細胞の中にある天然保湿因子 (natural moisturizing factor NMF) はアミノ酸が主となっている成分で、 細胞のなかに水分を取り込む働きをしています。
アトピー性皮膚炎の皮膚では、もともと皮膚全体が炎症のないときでもこの「セラミド」 とNMFが不足 しています。 そのため細胞の間にすきまができて、 皮膚バリアーが弱くなり、 細胞内の水分が失われ、 皮 膚が乾燥しやすいのです。
乾燥した角質細胞ははがれやすく、 その隙間からアレルゲンや刺激物質が入り込んで炎症を起こし、 細菌 が入り込むと化膿しやすいのです。
この低下しているバリアー機能を、スキンケアをすることによって高めることが、 皮膚を良い状態に保つ 秘訣です。
清潔にするスキンケア
汗や汚れ、刺激物質やアレルゲン、微 生物を除去することは、アトピー性皮 炎のスキンケアの第一歩です。
洗顔、 手洗い、シャワー、入浴、おしぼりによる汗のふき取りなどです。 皮膚を清潔にするスキンケア製品は、 低刺激性で、しかもアレルゲンをで るだけ含まない製品を選択することが必要です。
低刺激性としては、一般には
- コラ ージュD(乾性肌用石鹸、 持田製薬）
- アルエットアトピタベビーソープ(丹平製薬)
- アトピコスキンケア ソープ(大島椿)
- ノソープD(ノ プ)
- ミノン(山之内製薬)、
- ビュア ソープ(スズケン)
などがあります。
シャンプーにも、低刺激性シャンプー として
- コラージュふけとりシャンプー フルフル (持田製薬)
- アトピコスキ ンケアシャンプー(大島椿)
- ノブ シャンプー(ノブ)
があります。 洗い方は、顔も身体も石鹸を手のひらで泡立ててなでるように使います。 ナイロンタオルやボディブラシは使わな いでください。
スポンジ、 海綿、 ヘチ マなどでこすることもやめましょう。 炎症のひどいときには、石鹸の泡をつ けて、水流の強いシャワー(お湯の温 度はぬるま湯程度) で洗い流すだけで も、汚れはとれます。
洗髪後にドライヤーの温風で乾かす と、皮膚も乾燥するので、タオルで丁 寧にふいたあと自然乾燥させるのがよ いでしょう。また、トリートメント剤 でアレルギーを起こす例もあります。 スタイリングフォーム剤も皮膚につか ないようにしましょう。
乾燥を防ぐスキンケア
清潔なスキンケアの後に、とれた水分と油分を補うことが必要になります。 洗顔後、シャワー後、入浴後、外用剤の必要のないほど症状が改善していても、皮膚が 十分しめって柔らかいうちに、もとからあるドライスキンを保護するために保湿性のあるクリームやローションを全体につけます。
保湿を目的にした外用剤、クリー ム、ローションには、
- ワセリン
- 親水軟膏
- 尿素含有軟膏 (ウレパール、 ケラチナ ミン、パスタロン、
- ヘパリン類似物質軟膏 (ヒルドイド軟膏)
- ビーソフテンロー ション(ヒルドイド軟膏と同じ成分のローション)
- アズレン含有軟膏 (アズノール 軟膏)
- コラーゲン配合剤 (コラージュデルム)
などがあります。
アトピー性皮膚炎で不足している 「セラミド」 を含んだローションやクリームが、最近、花王 (キュ レル)、ゼリア等より発売されています。 かぶれることがなければ、広範囲に使用 見てみる価値はあります。
入浴剤は「○○の湯」などの温まるタイプの入浴剤は使わないでください。 保湿効果と皮膚安全性について、 アトピー性皮膚炎の患者に臨床試験済みの入浴剤を使 いましょう。
- バスキーナ (持田製薬)
- クアタイム (エーザイ)
- バスモイスト (ノブ)
などがあります。
紫外線に対するスキンケア
紫外線には、皮膚の老化を早め、免疫機能を抑制する作用があります。
サンスクリーン 日やけ止め) 剤は、アトピー性皮膚炎患者では低刺激性のものを選ぶのが望ましいとされています。 サンスクリーン剤には紫外線散乱剤と紫外線吸収剤が含ま れます。
低刺激性サンスクリーン剤にはアレルギーを起こす可能性のある吸収剤は 含まれていません。SPF18のd-プログラムデーケアプロテクター (資生堂インターナ ショナル)などが市販されています。
吸収剤がはいっていないと紫外線防御の作用が 弱くなるので、 何度も塗り替えることが必要になります。
サンスクリーン剤にはSPF (紫外線防止指数) が表示され、最近ではSPF値が 高ければ高いほど効果があると、 消費者側では理解されがちです。
SPF値はだい たい30を超えると、大きな効果の差はありません。 夏の陽射しのきついときには、 顔にはSPF値30前後のものを使用し、特にきつい紫外線を防御したい場合や、光線過敏症の疾患を有する人などでもSPF60 (資生堂アネッサSPF60など) で十分です。
資生堂アネッサシリーズやRocの日やけ止めクリーム (SPF15, 2544) などをす すめていますが、 顔面に使用する場合などはいきなり顔に塗らないで、上腕の内側 (腕の柔らかいところ)に日に3回くらい、 10日程度塗り続けて、なんともなければ顔に塗るのが望ましいでしょう。
余分な紫外線を浴びないこと。 日やけサロンに行ったり、 海辺で肌を焼いたりする のは、皮膚の老化を早めることになります。
日傘、帽子、 長袖などで物理的に光を 防御する、サンスクリーン剤を上手に使う、 野菜や内服薬 (ビタミンE、ビタミン C) でビタミンをとる等の手段は効果的です。 また、 βカロチンは抗酸化物質とし て光防御に効果があるといわれています。
登美ヶ丘皮膚科 参照
「16時間断食」やってみました！ダイエット効果、アトピー性皮膚炎などに効果がある？
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