こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
新型コロナウイルスによる感染者が増えています。ワクチンを3回打ったのに、4回打ったのに感染したとの方が最近いらっしゃいますが、ワクチンは感染予防のために免疫力をつけたり、万一、コロナに感染した場合に軽症で済むようにとのことだと思いますが・・果たして?
ワクチン、予防接種の疑問!コロナ感染予防のワクチンを接種したのになぜかかるの?
ワクチンを打ったから罹らないはずなのに、何故か、何度もかかる人が続出していますが、その疑問を追求してみました。結論は免疫力を保てるか、否かだと思うのですが、専門家の意見を参考にしてみたいと思います。
目次
コロナの最近の症状例
身近でコロナに罹り、高熱や、咳、喉の痛みなどに苦しみ、大変な状況になった人もいます。12月中旬にコロナ感染した60代女性は高熱で病院に行き、保健所の自宅療養指示があり、陰性に放ったものの、その期間が過ぎて2週間以上経っていますが咳が取れないなど悩んでいます。
その他、30代女性では高熱は4日間ぐらいで下がったのですが、そこから微熱で咳が出て、体がだるくて、自宅療養指示期間中は辛かったみたいです。
また60代男性は、2〜3日は40度近い熱であったのに、その後は嘘のようにどうもないと言っています。保険所からの指示で8日間程度は自宅での療養を指示されたみたいです。
その他、ニュースを視聴していると、入院を余儀なくされるなどで、重症化した人など、さまざまな症状があるみたいです。
しかし、一方では、感染者と半日一緒にいたにも関わらず、感染しなかった例とか、コロナ感染に子供がかかったために、看病を余儀なくされ、看病していてもコロナに感染しなかったなどさまざまな症例があります。
ワクチン、集団免疫について
ワクチンを打ったからかからないと思っていたのに、何故かかるの?とか。○回打ったからかからないとか思っている方があるみたいなので、ここでは、ワクチンの予防接種効果とか、ワクチンとはどう言うものかの厚生労働省の解説をご案内してみたいと思います。
ワクチン、予防接種とは何ですか。
予防接種とは、感染症の原因となる病原体に対する免疫ができる体の仕組みを使って、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。
一般に、感染症にかかると、原因となる病原体(ウイルスや細菌など)に対する「免疫」(抵抗力)ができます。免疫ができることで、その感染症に再びかかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。
予防接種とは、このような体の仕組みを使って病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。
ワクチンにはどのようなものがあるのですか。
病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンがあります。
病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンを接種することで、その病原体に対する免疫ができます。具体的には、以下のようなものがあります。
• 生ワクチン
病原性を弱めた病原体からできています。接種すると、その病気に自然にかかった場合とほぼ同じ免疫力がつくことが期待できます。一方で、副反応として、軽度で済むことが多いですが、その病気にかかったような症状が出ることがあります。代表的なワクチンとしては、MRワクチン(M:麻しん、R:風しん)、水痘(みずぼうそう)ワクチン、BCGワクチン(結核)、おたふくかぜワクチンなどがあります。
• 不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン
感染力をなくした病原体や、病原体を構成するタンパク質からできています。1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、一般に複数回の接種が必要です。代表的なワクチンとしては、DPT-IPV:四種混合ワクチン(D:ジフテリア・P:百日せき・T:破傷風・IPV:不活化ポリオ)、DT:二種混合ワクチン(D:ジフテリア・T:破傷風)、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、肺炎球菌ワクチン、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンなどがあります。現在、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に対するワクチンが国内外で承認を受けており、日本でも接種されています。
• mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチン
これらのワクチンでは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。現在、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に対するワクチンが国内外で承認を受けており、日本でも接種されています。
集団免疫とは何ですか。
人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなる状態のことです。
感染症は、病原体(ウイルスや細菌など)が、その病原体に対する免疫を持たない人に感染することで、流行します。ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫を持たない人も感染から守られます。この状態を集団免疫と言い、社会全体が感染症から守られることになります。
なお、感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫を持つ人の割合は異なります。また、ワクチンによっては、接種で重症化を防ぐ効果があっても感染を防ぐ効果が乏しく、どれだけ多くの人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともあります。
新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています。
厚生労働省 参照 https://www.mhlw.go.jp/index.html
以上が、ワクチンの予防接種効果とか、ワクチンとはどう言うものかの解説になりますが、お分かりいただけたでしょうか?正しい知識を付けておいて、ワクチン接種をすることが大切だと思います。
コロナに一度かかった人のワクチン接種はどうしたが?
既感染者への新型コロナワクチン接種
• 新型コロナウイルスに感染した者に関しても、ワクチンを接種しない場合より、ワクチン接種を行った方が、再感染リスクを低く抑えることができると考えられており、WHOやCDCなどは、新型コロナウイルスの感染から回復した段階での接種を推奨している。
• 一方で、接種時期については、回復した段階で接種して良いのか、それとも回復後に一定期間接種を見合わせるのか、医師によって見解が異なる。
• また、既感染者に対する新型コロナワクチンの接種回数については、諸外国において対応にばらつきがあるが、積極的に1回接種を推奨するにはいまだ科学的知見が十分とはいえない。
• また、モノクローナル抗体等を用いた後の、新型コロナワクチンの投与については、安全性と有効性に関するデータは十分ではなく、その投与は禁忌とはされていないものの、接種時期を遅らせることが推奨されているため、予防接種の現場において運用上の支障が生じている。
• 諸外国においては、モノクローナル抗体を投与後の新型コロナワクチン接種について、接種間隔を設けていない国も散見される。
現時点では、既感染者に対して積極的に1回接種を推奨するには科学的知見が不足していることから、
既感染者に対しては2回の新型コロナワクチンの接種を推奨し、更なる知見の収集を踏まえ必要な対
応を検討する。
ワクチン接種を希望する既感染者が、円滑にワクチンを接種できるように、以下の内容を明確化する。
① 新型コロナウイルスの感染から回復した段階で、ワクチン接種を受けられること
② モノクローナル抗体による治療を受けた場合は、治療から90日以降にワクチン接種をすることを推奨
している国があること
③ モノクローナル抗体による治療を受けた場合であっても、本人が速やかにワクチン接種を希望する場
合は、治療から90日経過していなくても接種可能であること
④ 本人が治療内容を記憶していない場合であっても、速やかにワクチン接種を希望する場合は、治療か
ら90日経過していなくても接種可能であること
(参考資料)
既感染者への接種について(第21回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
既感染者に対するワクチン接種の効果等(第24回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
などの見解があります。
あくまでも、この辺をよく理解なさった上でのワクチン接種を判断をされたが良い気がします。最終的には自己判断になるようですね。まだまだ未知のウイルスなので、専門家の間でも意見が分かれているようですね。
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