こんにちはnikoshibaです。
前項を見逃した方は、このnikoshibaブログの項目(下部)から専門店マニュアルでご案内しています。(専門店のノウハウを全て公開しています。こちらの専門店マニュアルでは今までのアップ分をご覧になれます)
レイアウトのまとめ方
ここでは専門店の基本的なレイアウトの考え方をご説明します。この基本を元にレイアウトをアレンジし、商品にあったレイアウトを完成させてください。
①まず、基本レイアウトで大切なことは、レジ位置を決めて、主通路を考えます。
②全体でのポイントは客導線の流れを考え、山・谷(高低)の繰り返しで、空間を取り、見やすさの確保をして構成します。
③その次に、商品カテゴリー別、商品シリーズ別、感性別で構成し、テーマを考えてまとめます。
④後は、サブ通路を考えて、全体に流れを良くし、死に場所(行きにくい場所)がないか等をチェックして完成させるのです。
レイアウトによって今後の売上げが、左右すると言っても過言ではないので、特に時間をかけて考えるべきで、何度もキャドなどでレイアウトパターンを考え、スタッフの皆さんの意見を聞きながら、確定するレイアウトを決めます。
(注意すること)
主通路は必ず一定の幅を確保する(商品は置かない)
お店の売場の通路を確保すること。
お客様の導線が明確に設定されているか?
まとまりがあり、整理された売場かどうかは客導線のとり方は?
そして導線の幅によってお客様の流れが決まるので、満遍なく店内を回遊していただけるようにします。
正面に立って1.5人以上がすれ違うことのできる通路幅、すなわち、床の空き面積が広い程選びやすく、買いやすい売場(お店)になります。
基本の通路幅は前述の通りですが、主通路はお客様が入りやすいように商品は置かない。必ず基本通路幅を確保しお客様を店内の奥まで誘導できるようにします。
サブ通路も確保しお客様に回遊して頂き、店内での滞留時間を長くし購買へと繋げるのです。
客だまりスペースの確保
客だまりスペースとは、お店の前面に位置し、お客様が店内に入りやすいように誘導するスペースと考えてください。
図の客だまりスペース(奥行き45~60センチ必要)には、商品を置かない。
客だまり後ろの陳列の高さは90センチ位までの低い什器が望ましいです。(ハンガー什器を使用する場合もできるだけ低くします)
什器の前面には商品は置かないように注意をしましょう。(足元のカゴ置きは除く)
この客だまりスペースに商品を置くと、お客様の主通路へ視界がさえぎられ、入りにくくなり店内へと誘導できません。
お客様が店内へ入りにくいイメージを与えてしまうので、店内への自然な誘導が出来なくなり、店内商品の売上げに大きく影響するので、神経を尖らせ常に客だまりのスペースを確保する意識を全員に説明し維持するようにしましょう。
特にこだわりの感性マーチャンダイジングでは店全体を意識して、什器から、商品、スタッフまでもが店のイメージを醸し出すように考える事が必要になります。
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カラーコントロール
商品のディスプレイと同様にレイアウトに必要な基本テクニックは、全体の「空間コーディネート」(空間スペースが多ければ多いほどゆったりと高級感が出ます)と「カラーコントロール」です。
「空間コーディネート」で全体をコントロールし、「カラーコーディネート」で見え方や印象をコントロールします。
レイアウトや、一般的に言われるVP(後の項で説明します)などのディスプレーの目的の第一は『入店意欲を促進する』ことにあります。
前項とも重複しますが参考にしてください。
このようにカラーを統一することで見え方が全く違ってきます。
次回に続きます。
このnikoshibaブログの、カテゴリー「売れる専門店構築」専門店マニュアルで順次公開したいと思います。
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