こんにちは!nikoshibaです。「暮らしあれこれ」をご愛読いただき誠にありがとうございます。経済についてですが、日本では日銀が政策金利を0.25%の利上げを発表。7月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場の予想以上に減速した。その後に円高が進み株価が大幅下落をしました。
会社四季報によりますと、『この7月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場の予想以上に減速。失業率はほぼ3年ぶりの水準に上昇したため9月に利下げ連邦公開市場委員会(FOMC)が積極的な金融緩和を進めるとの期待を高めている。この発表後に、 東京株式市場は取引開始直後から前日に続く大幅安で、日経平均株価はまさに“つるべ落とし”です。一時2000円以上下落し、午前の取引は3万6261円で終えました。急激な株安の要因は、円高とアメリカ株安の“ダブルパンチ”です。』と
株価暴落!?NISA(少額投資非課税制度)で株式を買った人はどう対処したら?
日本では政府が、NISA(少額投資非課税制度)を行い預金が投資に向かうようにとし、一般の方が多く株式市場に参画したのですが、この方達の中には初めて株式に参入した人も。その方達は、株価の大幅な下落により、不安な心理状態と思います。
NISA(少額投資非課税制度)は、多くの一般投資家にとって株式投資を身近にするための重要な手段です。しかし、今回の株価の大幅な下落により、多くの投資家が不安を感じていることも理解できます。
目次
大幅な株価の下落にどう対処するかと、今後のシナリオ
最近の株式市場の大幅な下落は、多くの投資家にとって不安な状況を生んでいます。特にNISAを通じて株式投資を始めた方々は、初めての大きな市場変動に戸惑っているかもしれません。しかし、冷静に対処するためのポイントを押さえておくことで、不安を軽減し、より良い投資判断を行うことができます。
株式投資での心構えで不安を軽減
- 1. 冷静さを保つことの重要性
- 2. 長期投資のメリット
- 3. 分散投資の重要性
- 4. 投資目標の再確認
- 5. 適切な情報収集
- 6. プロの意見を参考にする
今回の大幅な下落で、株式を損失を出して売ってしまう前に、立ち止まって考えてみましょう
1. 冷静さを保つことの重要性
市場の変動は投資の一部です。感情的にならず、長期的な視野を持つことが大切です。リーマンショック時も慌てて株式を手放し大損をした覚えがあります。その時間軸を経て、多くの株式が値上がりしました。そのことを忘れてはなりません。
- 感情的にならない: 市場の変動は投資の一部であり、感情的な反応は冷静な判断を妨げることがあります。短期的な下落に一喜一憂せず、長期的な視野を持つことが大切です
2. 長期投資のメリット
株式市場は長期的には成長する傾向があります。時間を味方にし、複利の効果を最大限に活用しましょう。余裕のある資金での投資で長期保有して、大儲けを考えず、金利と比較して考えることが大切な気がします。
- 時間を味方に: 歴史的に見ても、株式市場は長期的には成長してきました。短期的な変動に惑わされず、長期的な視点で投資を続けることで、時間を味方にすることができます。
- 複利の効果: 長期的な投資は複利の効果を最大限に活用することができ、資産の増加に寄与します。
3. 分散投資の重要性
リスクを分散するために、複数の銘柄や異なる業種・地域に投資しましょう。
- リスク分散: 一つの銘柄に集中投資するのではなく、複数の銘柄に分散投資することでリスクを低減できます。異なる業種や地域に分散することも有効です。
4. 投資目標の再確認
投資の目的を再確認し、現在の市場状況に応じて目標を調整することが重要です。
- 目標の見直し: 投資の目的や目標を再確認し、現在の市場状況に応じて調整することが重要です。長期的な目標を持つことで、短期的な市場の変動にも柔軟に対応できます。
5. 適切な情報収集
信頼できる情報源からの情報を基に冷静な判断を行いましょう。
- 信頼できる情報源を利用: 信頼性の高い情報源からの情報を基に投資判断を行うことが重要です。噂や感情に流されず、冷静な判断が求められます。
6. プロの意見を参考にする
金融アドバイザーや専門家の意見を参考にし、不安を感じた場合には相談することも一つの手段です。
- 専門家のアドバイス: 不安を感じた場合には、金融アドバイザーや専門家の意見を参考にすることも一つの手段です。専門家の意見を取り入れることで、冷静な判断が可能になります。
経済は生き物!今後のシナリオを考える
このような場合には、今後の経済を考える場合には一般論として、どのようになるのでしょう?良いシナリオと、悪いシナリオを考えてみたいと思います。
現在の経済状況を踏まえた上で、良いシナリオと悪いシナリオを以下のように考えられます。
良いシナリオ
- 日本経済の回復
- 日銀の利上げ効果: 日銀の0.25%の利上げが物価の安定に寄与し、インフレを抑制することができれば、消費者の購買力が維持されます。
- 円高のメリット: 円高は輸入品の価格を下げ、消費者の生活費負担を軽減することができます。また、原材料を輸入する企業にとってコスト削減となり、利益の増加が期待されます。
- アメリカの金融緩和: FOMCが利下げを行い、アメリカ経済が回復基調に乗れば、世界経済全体の回復につながり、日本の輸出産業にもプラスの影響が出る可能性があります。
- 株式市場の反発
- 投資家心理の改善: アメリカの金融緩和政策が実施されることで、投資家のリスクテイク意欲が回復し、東京株式市場も反発する可能性があります。
- 企業業績の改善: 円高がコスト削減をもたらし、日本企業の業績が改善すれば、株価も上昇基調に戻る可能性があります。
悪いシナリオ
- 経済の悪化
- 持続的な株安: 東京株式市場の下落が続くと、企業の資金調達が難しくなり、投資活動が停滞する可能性があります。
- 消費の冷え込み: 株安が消費者心理に悪影響を与え、消費が冷え込むと、内需の減少につながります。これは経済全体の成長を鈍化させます。
- 円高のデメリット: 円高が進行すると、日本の輸出産業にとって不利な状況が続き、企業の収益が減少する恐れがあります。
- アメリカ経済の不安定化
- 金融緩和の失敗: アメリカの金融緩和が期待通りの効果を発揮せず、経済の回復が遅れると、日本の輸出需要も減少します。
- グローバル経済の停滞: 世界経済全体が不安定な状況が続けば、日本経済もその影響を受け、成長が鈍化する可能性があります。
結論
経済の将来を予測するのは困難ですが、現時点で考えられるシナリオは上記の通りです。日本の政策対応やグローバル経済の動向を注視し、迅速かつ適切な対応が求められます。良いシナリオが実現するためには、各国の政策調整と経済の持続的な成長が鍵となると思われます。
NISAで初めて株式を買った人の中には、株式が大幅に上がり日経平均が42000円となった高値圏で購入された方も多かったのでは、それがまさかの36000円まで暴落するとは、誰もが予測してなかったかと思います。今後、どのような展開になるのか、私ども素人には予測できませんが、良いシナリオと悪いシナリオを考えて、今後、どのようにすべきかは自らの判断になると思います。このブログの内容が少しでもお役に立てば幸いです。
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