こんにちはnikoshibaです。「暮らしあれこれ」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
森林環境税とは、2024(令和6)年度から国内に住所のある個人に対して課税される国税であり、市町村において、個人住民税均等割と併せて1人年額1,000円が徴収されます。その税収の全額が、国によって森林環境譲与税として都道府県・市町村へ譲与されます。

令和6年度から「森林環境税が」!この機会に支払う税金のことを知っておこう
県民税、市区町村民税、そして新設の森林環境税があります。森林環境税とは、令和6年度(2024年度)から国内に住所のある個人に対して課税される国税であり、市町村において、個人住民税均等割と併せて1人年額1,000円が徴収されます。
目次
森林環境税の概要と関連情報
森林環境税は、森林の保全や管理、整備を目的とした税金です。この税金は、全国の市町村が徴収し、集められた資金は森林の整備や管理に充てられます。具体的な内容について説明します。
森林環境税の概要
- 導入の背景
- 日本の森林は、国土の約3分の2を占めており、二酸化炭素の吸収源や水源涵養、土砂災害の防止など、多くの公益的機能を持っています。
- しかし、近年では森林の荒廃や管理の不十分さが問題となっており、持続可能な森林管理が求められています。
- こうした状況を踏まえ、森林の整備・管理を安定的に行うための財源確保を目的に、森林環境税が導入されました。
- 徴収方法
- 森林環境税は、個人住民税に上乗せされる形で徴収されます。
- 税額は全国一律で、年額1,000円と設定されています。
- 市区町村が個人住民税と一緒に徴収し、国が集める形となります。
- 税収の使途
- 集められた税収は、市区町村に交付され、以下のような森林関連の事業に使われます。
- 森林の間伐や植林などの整備事業
- 森林管理を行うための人材育成や技術向上
- 森林の調査やモニタリング
- 森林環境教育の推進
- 集められた税収は、市区町村に交付され、以下のような森林関連の事業に使われます。
- 期待される効果
- 森林環境税の導入により、持続可能な森林管理が進み、森林の公益的機能が向上することが期待されています。
- また、地域の雇用創出や観光資源の維持・向上にも寄与すると考えられています。
関連情報
- 森林環境税は、2024年度から本格的に徴収が開始されました。
- 森林環境税の導入によって、国民一人ひとりが森林の保全に貢献することができます。
このように、森林環境税は日本の豊かな森林を保全し、次世代に引き継ぐための重要な財源となっています。
県民税、市区町村民税とは
県民税、市区町村民税は住民税として徴収されているみたいですが、これらの県民税と市区町村民税は大まかにどのように仕分けされているのでしょう。日本では、住民税は県民税と市区町村民税の2つに分かれています。これらは地方自治体の重要な財源となっており、以下のように仕分けされています。

住民税の仕分け
- 県民税
- 県民税は、都道府県が徴収する住民税です。
- 使途は主に県の行政サービスやインフラ整備、教育、福祉、警察などの県レベルの公共サービスに使われます。
- 県民税は、均等割と所得割の2つの部分から構成されています。
- 市区町村民税
- 市区町村民税は、市区町村が徴収する住民税です。
- 主に市区町村の行政サービスやインフラ整備、教育、福祉など地域に密着した公共サービスに使われます。
- 市区町村民税も、均等割と所得割の2つの部分から構成されています。
住民税の構成要素
- 均等割
- 県民税と市区町村民税のそれぞれに均等割が設定されています。
- 均等割は、所得の多寡に関わらず、一定額が課税される税金です。
- 例えば、県民税の均等割が1,000円、市区町村民税の均等割が3,000円とすると、合計4,000円が均等割として課税されます。
- 所得割
- 所得割は、前年の所得に基づいて課税される税金です。
- 所得金額に応じて、一定の税率で計算されます。
- 例えば、所得割の税率が10%の場合、年間所得が500万円の人には50万円が課税されます。
- 県民税と市区町村民税それぞれに所得割があり、合計で住民税の所得割となります。
税収の配分
- 住民税として徴収された税金は、県民税と市区町村民税にそれぞれ分けられます。
- 県民税は都道府県が、市区町村民税は各市区町村がそれぞれの行政運営に使用します。
具体例
仮に、ある市に住む住民の住民税が次のように設定されているとします。
- 均等割: 県民税1,000円、市区町村民税3,000円
- 所得割: 前年所得に対する県民税2%、市区町村民税8%
例えば、前年の所得が500万円の場合:
- 均等割: 1,000円(県民税) + 3,000円(市区町村民税) = 4,000円
- 所得割: 500万円 x 2%(県民税) = 10万円、500万円 x 8%(市区町村民税) = 40万円
- 合計住民税: 10万円(県民税所得割) + 40万円(市区町村民税所得割) + 4,000円(均等割) = 50万4,000円
分かりやすく例題を示していますので、参考例だと考えて下さい。実際とは違いがあります。このように、住民税は県民税と市区町村民税に分けられ、それぞれの自治体が地域のために使います。
高齢者や、年金生活者の場合でも課税が発生
高齢者で年金生活者の場合や、自営業で収入が赤字で所得税が発生しない場合でも、住民税が課税される場合があります。以下にその考え方について説明します。

1. 年金生活者の場合
年金生活者の場合、年金収入に基づいて住民税が計算されます。ただし、年金にも控除が適用されるため、一定額以下の年金収入であれば住民税が非課税となる場合があります。
年金収入に対する住民税の計算
- 公的年金等控除
- 年金収入には、公的年金等控除が適用されます。年齢や年金収入額によって控除額が決まります。
- 例えば、65歳以上の人の場合、年金収入のうち年額155万円までは控除されます。
- 均等割と所得割
- 控除後の年金収入が基準額を超える場合、その超過分に対して所得割が課税されます。
- また、所得の有無に関わらず均等割が課されます。均等割は、都道府県民税と市区町村民税それぞれに定額で課税されます。
2. 自営業で収入が赤字の場合
自営業で収入が赤字の場合でも、住民税の均等割は課税されます。

赤字の場合の住民税の計算
- 所得割
- 収入が赤字であれば、所得割の課税対象となる所得がないため、所得割は発生しません。
- 均等割
- 所得が赤字でも、均等割は課税されます。均等割は定額であり、都道府県民税と市区町村民税に分かれています。
- 例えば、均等割の金額が都道府県民税で1,500円、市区町村民税で3,500円であれば、合計5,000円が均等割として課税されます。
3.住民税の非課税基準
住民税には、非課税となる基準があります。これらの基準を満たす場合、住民税は課税されません。
非課税基準の例
- 年齢や所得に応じた基準
- 65歳以上の高齢者で、年金収入が公的年金等控除後に一定額以下であれば非課税。
- 扶養家族の有無や、合計所得金額が一定額以下である場合。
具体例
- 65歳以上の年金受給者で、年金収入が158万円以下の場合。
- 自営業者で収入が赤字であり、他に所得がない場合。
所得税と住民税の非課税基準
所得税 | 住民税 | |
---|---|---|
給与収入のみ | 103万円 | 100万円 |
年金収入のみ(65歳以上) | 158万円 | 155万円 |
年金収入のみ(64歳以下) | 108万円 | 105万円 |
その他の収入 | 合計所得金額が48万円 | 合計所得金額が45万円 |
「その他の収入」については、それぞれ必要経費が異なるため、収入から必要経費を差し引いた合計所得金額が基準となります。
まとめ
- 年金生活者の場合、控除後の年金収入に基づいて住民税が計算されます。一定額以下の年金収入であれば非課税となります。
- 自営業で収入が赤字の場合でも、均等割は課税されますが、所得割は発生しません。
- 住民税には非課税基準があり、これに該当する場合は住民税が免除されます。
それぞれの状況に応じて詳細な計算方法が異なるため、具体的なケースについては市区町村の窓口や税務署に相談することをお勧めします。
住民税の県民税と市区町村民税の分類や使途
地方税体系
教育、福祉、消防・救急、ゴミ処理といった、私たちの生活に身近な行政サービスの多くは、市区町村や都道府県によって提供されています。地方税はこうしたサービスを賄うための財源であり、その地域に住む住民などが広く共同して負担しあうもの(地域社会の会費)であり、都道府県や市区町村がそれぞれ条例に基づいて課税しています。
この地方税は、道府県が課す道府県税と、市町村が課す市町村税に区分されます。そして、その税の使途から普通税(税の使途が特定されていないもの)と目的税(税の使途が特定されているもの)に区分されます。

その他に、消費税などがありますが、揮発油税・自動車税・自動車重量税 など税を納める人と負担する人が同じ税金を「 直接税 」といいます。 税を納める人と負担する人が異なるものを「 間接税 」といいます。 たとえば、消費税は消費者 が 負担し、事業者が納 めるため間接税に分類 されます。
皆さんが支払う税金は、上記で示したように、このような仕組みになります。今回の森林環境課税をきっかけに、県民税、市区町村民税は住民税として徴収され、暮らしに役立てているなど税の仕組みを覚えておきましょう。
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心に刺さる歌をコンセプトに「人生のドラマを奏でる、カラオケ歌謡の感動曲集」艶やかに、激しく、そして切なく。
すぎもとまさとさんの「紅い花」をカラオケで歌ってみました。
この曲は1991年10月、松竹映画「GONIN」の挿入歌として制作され、シングルとしてリリースされました。ちあきなおみさんによって歌われたこの曲「紅い花」は、酒場で飲む酒の人生での虚しさと切なさなどの心情を描いた歌詞と、心に響くメロディーで多くの人々の心を捉えてきました。
この名曲を作曲し、自らも歌唱したのが杉本眞人さんです。彼の独特の歌声と表現力が、この曲の魅力をさらに引き立てています。現在でもカラオケファンに愛され、支持されています。
私、ちゆきが心を込めてこの「紅い花」をカラオケで歌唱いたします。この名曲の持つ深い情感を皆さんにも感じていただけたら嬉しいです。それでは、お聴きください。
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