こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
最近のニュースで、毎日のように○○が値上げされた。アメリカのインフレが加速しそうだとか、アメリカの連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は’22年1月下旬、インフレ加速を抑制するため金利の引き上げを3月に開始する方針を示しました。その一言で、日経平均株価は一時900円以上も急落しました。
物価が上がる。インフレで日本の経済は、消費者はどのように対応?
アメリカの金融政策はもろに日本経済にも跳ね返ってきます。現在の日本の物価を見るとインフレが顕在化しつつありますよね。2021年12月の企業物価指数は前年同月と比較すると8.5%も上昇しているんです。
緊急事態宣言や半導体不足の影響に加え、円安や原材料高によるコスト圧迫も大きな要因があります。 日本の消費者は値上げに対する反感があり、これまでは直接的な値上げは避けられてきましたが、限界も来ており、モノの値上げラッシュで家計は逼迫してきています。
原油価格の上昇に伴うコスト増などは、最近の農産物はハウス栽培なども多く、温度管理のために石油などが必要なために影響が大きくなります。
その上、1ドル115円超の円安が追い打ちをかけ、食品や日用品のメーカーなどが値上げに踏み切っています。コーヒー豆、粉などは価格を上げたのを知られ難くするためか、同価格程度で一袋のグラム数量を少なくしています。
このように様々な面で、皆様の身近でモノの価格が上がり始めているのです。コロナ禍で行けなくなっていた海外旅行も、やっと行けるようになったと思ったら価格高騰で厳しいかもしれません。
また、輸入に頼っていた卸業者、メーカーなどは、円安の影響で、相応に価格の引き上げをしないと利益が出ない形になりそうです。
このインフレでは、政府が企業に働きかけている給与上げが同時にできると良いインフレにもなるのですが、今回のインフレは、給与が上がらない中で、需要の増加にもつながらないインフレで、国民の生活、消費者は家計を圧迫される一方になります。
また、年金生活でお年寄りは、一定の年金額(ともすれば減らされつつある)の中で、物価は上がり貨幣価値が今まで10万円だとしたら、もし、10%のインフレになると9万円での生活をするのと同じことになります。
「インフレ」インフレーションはどのような影響が
物価が上がることをインフレーション「インフレ」と言いますが、「インフレ」という言葉を最近はニュースで良く耳にしますよね。「インフレ」はモノの値段が上がる。ということでとらえる人は多いかもしれません。
「インフレ」は悪いことだけではありませんし、「インフレ」によって良くなることもあるのですが、今回の場合は、所得が上がらない中での「インフレ」で悪要素が強い気がします。私たちの生活はどのように変化するのでしょうか。
インフレとデフレを知ることから
端的に考えると、需要が供給を上回ることでモノの値段が上がり企業収益も高まります。そうすると賃金も上がり消費が活性化していき、好景気になります。そんな中では金利は上昇する傾向があります。
物価と金利はとも深く関係します。物価が上がり続けるインフレの局面では一般的に金利を上げます。逆にインフレの反対の現象「デフレ」デフレーションで物価が下がるの場合には需要を高めるために金利を下げる金融政策がとられます。
金利が上がると、借り入れをするときの金利は上がりますが預け入れをするときの金利も上がる(受取利息が増える)ので、お金持ちの人はインフレで恩恵を受ける人もいれば、預金が少ない人は恩恵はありません。
今回の場合には物価が上がり、所得は増えない悪いインフレで、これが酷くなると「スタグフレーション」とも言われます。
個人でできるインフレ対策
インフレになった場合を考えて、どのような対策をしたら良いのでしょうか。お金を価値あるモノに替えておくと良いと昔から言われています。
昔から言われている価値ある別のモノを持つとは
1、株式を持つ
業種によると思いますが、インフレ時にはモノの価値があり価格に転嫁できる企業は収益が上げやすくなり株価が上昇します。お金の価値は下がっても株価は上がるので資産は目減りしませんので注視しましょう。
2、外貨に変える
インフレになると円安を引き起こしやすいと書きましたが、円をドルなどの外貨に替えておき、円安局面で外貨を円に替えるという方法があります。
3、貴金属、土地
金やプラチナなどの「貴金属」です。希少性が高いものならば値下がりをする可能性は低いと思います。現に「金」などの価格はこのところ上昇していました。
インフレもデフレも、いつ起こり、いつまで続くかは分かりません。
数年前は、デフレが続きも低い金利でお金が借りられるなどのメリットはありましたが、しかし、収益が増えないままでは、今後への企業の投資は中々しずらくて、企業が動かないのでは景気も好転しないでいました。
個人では、よく勉強しないと少し難しいかもしれませんが、インフレなどの物価上昇のタイミングが来ても困らないように、資産を守る対策はたてておきたいものですね。
株価は下がっているので、様々な情報を元に勉強をなさってタイミングを測って購入されると良いかもしれませんね。
インフレが発生すると、将来の利益の期待先行で上がっているグロース株よりも、実需の強いバリュー株が強いと言われています。つまり現物資産がある所が強いわけですね。しかし、株式は簡単ではないので勉強なさってからになさっくださいね。
今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています。
そして、経済は大変な状況ですが、中小企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
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