こんにちはnikoshiba（ニコシバ）です。
観るとこ満載の宮島ですが、前回は宮島の麓の神社仏閣をご案内しましたが、続編として、秋の弥山（みせん）をご案内したいと思います。麓から弥山までロープーウェイで行けますが、今の時期はロープーウェイの乗り口までの間の紅葉谷公園の紅葉が綺麗なのでオススメです。
日本三景の一つ宮島弥山は厳しい山だった「観に旅」でご案内
世界遺産に登録されたのは、嚴島神社という文化遺産と前面の海、そして弥山原始林を始めとする自然遺産の複合遺産です。その弥山へ登るにはロープーウェイでがオススメです。乗り口までの間の紅葉谷公園の紅葉が綺麗でした。弥山山頂へはロープーウェイの到着駅から、まだ、登り３〜40分程度かかります。
弥山には歴史的建造物や天然記念物の原始林、七不思議に表される伝統などがあり、そして神社の風景を見れるなど神秘的な魅力がパワースポットだと思います。海の中に浮かぶ神秘的な島も心現れると思います。是非、一度訪れてみてください。
静かに流れる紅葉谷川に沿って広がる紅葉谷公園は、春は新緑、秋には紅葉が美しい紅葉谷公園を通り、ロープーウェイの乗り口へは桟橋から約20分かけて行き、そこから山頂手前の獅子岩駅へロープーウェイで10分ほどで到着します。
宮島の麓のご案内はこちら
秋の宮島、大鳥居は保存修理中でも、こんなに素晴らしいところが「観に旅」
そこから弥山山頂へは徒歩になりますが、約30分で山頂までと書いてありますが結構上り下りを交えながら細い道を歩くので、高齢者や体力のない方は獅子岩駅のここで景観を楽しむことをオススメします。
こちらは獅子岩駅からの景観になります。
さあ、いよいよ弥山山頂に向かっての登山を開始、獅子岩から頂上まで往復で１時間くらいかかります。
ここで厳しい現実が待っていたんです。１５分ほどして、なんと急な上り下りに息切れでフウフウと、無理して進むと弥山山頂から獅子岩までの帰りも同じく上り下りで、悲壮な目に合いそうで残念ながら断念（涙）その１５分進んだ分の帰りもフウハ〜、諦めて正解（笑）
ここから先はの画像は娘たちに撮影してもらったものです。なぜなら、私は３分の1付近で断念したからです（笑）
弥山本堂には、1177年に平宗盛によって寄進されたという梵鐘が安置されています。
弥山本堂にはとても可愛いねがい地蔵。ごめんね地蔵が。自分の懺悔の気持ちや、お願い事をお地蔵さんに託し、ご真言を３回唱えると願いが叶うとか。
弥山山頂の展望台からの景色をご堪能ください。登るまではキツイのですが登り切った皆さんは一同にすごく良かったと言っていました。体力に自信のある方はトライしてくださいね。
私は残念ながら断念しましたので画像を撮影してきてもらいました。季節によっては登山ができないみたいなので確認をなさってトライされたが良いです。
こんな感じの岩山ですが、足に自信のある方は弥山山頂まで登山なさってみたらいかがでしょうか？岩山で登り下りが多いので、体力に自信のない方はご無理なさらないで、獅子岩で景観を楽しまれてはいかがでしょうか。こちらでも十分に綺麗な空気を吸って日頃の疲れを癒せますよ。
弥山は広島湾に浮かぶ厳島の最高峰です。諸説ありますがインド神話のスメール山（須弥山）に似ていることから弥山と呼ばれたとされており、古くから信仰の山として多くの参拝者が訪れています。展望台からは瀬戸内海の島々を眺望することができ、また国の天然記念物である弥山原始林という特異な植生も見ることができます。
弥山の七不思議
弥山には七不思議と呼ばれる、古くから言い伝えられてきた弥山の自然物が七つあります。しかし現在も見ることができるのは残念ながら1,2,4の3箇所のみ。弥山の不思議とロマンを感じて、登山をより一層楽しみましょう。
1、消えずの霊火（きえずのれいか）
空海が宮島で修行をしたときに焚かれた護摩の火が、西暦806年から約1200年にわたって消えずに燃えているもの。現在もお堂の中で大切に保存されています。
2、干満岩（かんまんいわ）
弥山山頂から少し降りたところにある、水が溜まったくぼみのある大きな岩。その中の水は海水で、潮の満ち引きによって量が増減すると言われています。
3、曼荼羅岩（まんだらいわ）
弥山本堂から少し歩いたところにある数十枚の大岩で、空海が筆したとされる梵字や文字が刻まれています。現在は台風によって大木が倒れたため、立ち入り禁止となっています。
4、錫杖の梅（しゃくじょうのうめ）
空海が使っていた錫杖から根が生え、やがて八重紅梅の木として成長したとされています。弥山に不吉な兆しがあるときには花を咲かせないと言い伝えられています。
5、時雨桜（しぐれざくら）
晴天の日でも一本だけ時雨が降ったように濡れている桜のこと。現在は伐採されてしまったため、残念ながら目にすることはできません。
6、龍頭の杉（りゅうとうのすぎ）
「龍燈」と呼ばれる旧正月の元旦から数日間だけ宮島の会場に現れる光をよく見ることのできた、弥山山頂にあったとされる大杉。残念ながら現存していません。
7、拍子木の音（ひょうしぎのおと）
深夜の宮島で聞こえる、木と木をたたき合わせたような澄んだ高い音のこと。天狗が鳴らしているとされ、音が鳴っている間は祟りを恐れて外出できなかったようです。
yama hack さんより抜粋 https://yamahack.com/1977
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