こんにちはnikoshibaです。
前項を見逃した方は、このnikoshibaブログの項目(下部)から専門店マニュアルでご案内しています。 (専門店のノウハウを全て公開しています。こちらの専門店マニュアルでは今までのアップ分をご覧になれます)
新規お取引先へのアプローチ
お取引先は商品力、協力度、そして企業力などで判断をし、短期で考えてはなりません。お取り引きしたら永遠にお取引が出来るかを考えてお取引依頼をすることです。
①他社情報、ホームページ、展示会、他店見学で値札などで情報収集、商談時の聞き取り等で売れ筋の情報を入手します。
②お取引先へのアプローチは、まず電話し、各商品担当の営業の方にお願いし、お取引をお願いしたい旨を伝えることから始まります。
③会社の概要を話し、ホームページを見てもらえるように依頼。検索が可能と伝える事で、会社内容を把握して頂き、取引に先駆けての信用を得ることが必要です。
④商品カタログの送付のお願いをします。
⑤カタログ受取後の対応はすぐにカタログを受け取った旨を連絡し、当社への訪問を依頼します。来社を拒まれる場合は、後日伺う旨を伝えることです。
⑥商談日の設定は必ず、商談日にセットします(チェーン店などは商談日を決めるお良いでしょう)。つまり、商談日程を決めることにより、空いた日程の効率的な業務が可能になるのです。
⑦取引の条件設定等については、バイヤーは、商品部リーダー(チェーン店の場合は)と同席の上で取引条件、その他の話をすることです。なぜならば、後日、内容の食い違いがあった場合には、同席者の意見を求めることが出来るから間違いが起こりません。
お取引が始まっての注意点
お取引が始まって、一番重要な事柄は「信用」なのです。
私は松下幸之助氏の「資金がないことは信用がない。信用があれば資金は入ってくる」この教え通りだと思います。
信用を築いて行く、このことを頭に入れて取引を進めます。具体的には”約束をしたことを必ず守る。”簡単なことなのですが、これが一番難しいのです。出来ない約束はしない、微妙なときには前もって、このような場合が起きた時にはこのようにお願いします。などと言っておくことです。
お取引先様への取置き商品について
*取置きの必要な理由
最近のお取引先は、経済状況が良くないことから、商品在庫を小ロットしか確保していないのです。その為に展示会時の商品決めが大切になりつつあるのが現状です。
見込み仕入の為に商品のマーク数と、数量の出し方にとても注意が必要です。従って、難しい仕入が要求されるでしょう。
①商品のマーク数及びプライスゾーン他、あらかじめ考慮しておくことが重要です。
②買付けの商品があれば、全店の導入数量は、各店導入の割り振り表を必ず作成し決定します。
③初回導入は最低のロットで決定、最低でも一か月で売れる数量が望ましいと思います。
④数量の確定とともに、導入日時の決定をします。
この、導入のタイミングと、数量の関係、販売期間の関係、価格の決定、この価格と販売期間の関係で、仕入数量を確定することがバイヤーの重要なポイントになるでしょう。
⑤一度に納品が不可能な場合には、取置きをお願いしますが、数量は初回の引き取り契約をする代わりに、残りの販売期間の数量を取り置きしてもらうことで、売れ筋の確保を図り、売上げ上のチャンスロスを削減し売上構築に繋げます。
今までの一般的な品揃えと違い、コダワリの専門店の場合は店づくりから商品におけるカラー、感性イメージを常に意識した仕入が必要となります。
次回に続きます。
このnikoshibaブログの、カテゴリー「売れる専門店構築」で順次公開したいと思います。
専門店、小売店を開業したい方は、ぜひ専門店マニュアルをご利用くださいませ。
お問合せは、項目欄の事業概要からお願いします。nikoshibaの事業をご案内していますので、こちらをクリックなさってください。「事業概要」