こんにちはnikoshibaです。
中小企業の間でコロナ化での倒産が増え続けていますが、小売業においても同じだと思います。前項ではマーケティングやコンセプトの作成方法の一部をご紹介しましたが、今回はこれからの小売業で成功するには「オムニチャネル」の考え方を取り入れる必要があります。

小売業今後の展望、リアル店舗の成功はオムニチャネルで実現する
今後の小売業は、リアル店舗「オフライン」とEC(ショッピングサイト)の「オンライン」などを融合し、在庫を一本化するなどで対応する「オムニチャネル」とともに、その上で、メタバースなどの組み合わせが必要になってくるのかも知れません。
オムニチャネルとメタバースとは
ここでは、その「オムニチャネル」についてのご説明をしたいとも思いますが、アメリカの小売業ですが、簡単に説明しますと、アメリカでの顧客ニーズは電子コマース41%で、リアルがその他とのこと、その中で、注目されているのがAmazon flesh23店舗(昨年末)、その中でも小型コンビネンスストAmazon Go、ここではキャッシュレスはもちろん、ジャスト・ウオークアウトシステムなどの利用で3分の1に経費削減できたとあります。
オムニチャネル
このように、今後は「オムニチャネル」を考えての計画が必要です。リアル店舗だけでは厳しい時代なので、オフラインである実店舗の在庫とオンラインである自社ショッピングサイトなどの在庫を一本化することで、顧客の需要に合わせて商品が提供できます。
オフラインに無い商品オンラインの在庫から即座に取り寄せ、オンラインに無い在庫はオフラインの在庫を用意するなど、柔軟な対応ができるため、機会損失の危険も減少し利益もアップします。
顧客の購入や成約のタイミングを逃さない
顧客視点でオムニチャネルの持つメリットを見てみると、いつでもどこでも買い物ができるという点があります。
実店舗とショッピングサイトで同じ商品を購入できるため、わざわざ実店舗まで行かなくとも自宅で購入を済ませられます。
それだけでなく、実店舗でじっくりと商品を選んでから購入することもできます。
顧客データの活用
オンラインとオフラインなど、各チャネルにおける顧客の行動を分析したデータも一本化することで、顧客の動向が掴みやすくなります。
顧客の動向を可視化すれば顧客が本当に必要としているものや商品が購入されやすいタイミングなども予測できるため、顧客にとって最適なマーケティング戦略の実施に活用できます。

オムニチャネル成功のポイント
最後に、オムニチャネルを導入する際に気をつけておきたいポイントについて4点紹介します。
1. ロードマップの策定
オムニチャネルの導入は今までの在庫管理や顧客管理のシステムに大きく影響を与える場合もあるため、事前にロードマップを策定することが大切です。
まずは現状を分析し、
などを把握した上で、オムニチャネルの方向性を決定すると良いでしょう。
2.社内体制の整備
オムニチャネルではチャネルの統合を図るため、もし社内の部署がチャネルごとに分かれていた場合は一旦それらを解体し、オンラインとオフラインなど各チャネルの連携が取れるような社内体制を整える必要があります。
本格的にオムニチャネルを導入し一定の成果を上げている企業は、社内のマーケティング部門に力を入れている場合が多くあります。
代表やCMO(Chief Marketing Officer、マーケティング担当役員)などがマーケティング部門の責任者となり、全体の売り上げを一番に考えつつビジネスモデルを構築することで、オムニチャネルの特性を存分に活かせるような社内環境の構築に成功しています。
3.データ連携、システム統合
オムニチャネルの導入にあたっては、まず顧客の行動を分析し、顧客が必要とする情報を必要とするタイミングで提供できるような体制を整えると良いでしょう。
場合によっては現在のシステムや社内体制を大幅に変更する必要もあり、情報やシステムの統合は特に慎重に進める必要があります。
4.店舗用ハードウェアの準備
オフラインの店舗からも他チャネルの様子を確認できるように、各種ハードウェアを整備する必要もあります。
オフライン専用のPOSシステムでは顧客との関わりが会計のときに限られるため、タブレット端末やパソコンなどを活用して顧客の動向を参照することで、接客に活かすことも可能です。
口コミラボ 参照 https://lab.kutikomi.com/news/marketing/omnichannel/
このように、今後は「オムニチャネル」を構築し、消費者の口コミなどを利用して、ファンを獲得し、ストアブランド構築、商品ブランドの構築をも背景に入れて売り上げを拡大する必要があります。
そして「オムニチャネル」を実現することで、来たるメタバースの時代にも対応ができるのではと思います。
メタバースとは
メタバースについては数回に渡り、このnikoshibaでアップしていますので、ご覧になってください。
- 小売業の未来はどのように展開されるのか?リアル店舗&メタバース
- 世界が注目するメタバース(仮想社会)とは、小売業はどのように展開すべきか?
- ファッション業界も大変革の時代へ、ビームスも挑むメタバース
- 仮想空間でショッピングを友達とする。そんな時代がやってくる

自宅にいて、朝から夜までの好きな時間に仮想空間に入り滞在し買い物をする。今でもオンラインショップ、ECなどのサービスで自宅でいながらのお買い物が増えていますね。
そして、これからは仮想空間で、お友達とショッピングセンターに行き買い物をして、食事を楽しむ、そして、遊ぶ、おしゃべりを楽しむなどができるんです。そんな時代が、もうそこまで来ているんです。
そのためのゴーグルが4万円ほどで購入でき、ネットに繋げて仮想空間に入れる。仮想空間生活、今時の子供達にはゲームで仮想空間が始まりつつあるので抵抗なく入って行くでしょうし、便利で、素晴らしい反面、大きく社会基盤が変わり恐ろしいことが次々と起こる気がしますが、今からの未来を受け止めなければなりません。
こんな時代が、もう目の前に来ていることを意識して構築し、小売業の成功を目指しましょう。
nikoshibaでは、シニア、高齢者、初心者の方のスマホやPCのこと、健康や日常生活で少しでもお役に立てるといいなとの思いも含めアップしています。その他今後も、時折、小売店の販売、仕入れ手法、販売教育、店作りなどをご説明しますので、ご笑覧賜れば幸いです。
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今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています。
そして、経済は大変な状況ですが、中小企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
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