こんにちはnikoshibaです。
店長は店舗の売上に責任を持つ立場で、日々、数値目標をもってマネジメントにあたります。スタッフとの努力で、お客さまの笑顔をいただき喜ばれ、売上や利益目標が達成できたときは大きな喜びになります。
小売店パート店長でもできるの年間行動計画の考え方
店長は自分の職務を遂行するために、きわめて広範囲の仕事を計画的に進めなければなりません。そしてその結果が良かったか悪かったかについて更に検討し、悪かった場合には必要な対策をとらなければなりません。そのためには次のような計画を立てて仕事を進めます。
店長の行動計画
*年間行動計画
◉運営方針
ー本部の営業方針及び店舗の営業方針をスタッフに説明し理解してもらう。 (厳しさだけでなく、お客様から笑顔をいただけるときの喜びなど、お客様があってのビジネスという考え方も取り入れると良いです)
◉年間の販売計画、商品MD(戦略)を立てる
ーこちらは本部方針からの店舗方針を計画する事になります。下図は参考例です。
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◉販促計画を立てる 年間計画に基づき、細かな月度実施計画を3ヶ月前には計画します。
- ①前年度の売上分析を行う。
- ②本年度の売上高、経費、利益額の予算を立てる。
- ③年間の売出し計画(本部)に基づき店計画を立てる。
◉人事管理
- 年内の要員計画を立てる。
- スタッフの育成計画を立て販売技術の向上を目指す。
- スタッフの活用計画を立てる。
- シフト表のチェック
店長は目標達成の為に、総合的な業務をこなすので大変責任の重い仕事です。チェーン店の場合には年間の数値計画や、販促計画、スタッフ教育、勤怠管理、商品の販売、仕入れなどの他、デベロッパーなどの交渉、そして、ベンダーとの交渉、もちろん本部がある場合は報告、連絡、相談などがあります。
*月間行動計画
売上予算と実績反省、検証
ー月間SPC(セールスプラン&チェック)表、こちらにより分析
前年同月と対比、他店と比較する。
このようなABCS(アプリケーション ビジネスコントロールシステム)があれば、かんたんに分析し、売り上げが悪い場合には戦略の手直しをし売り上げアップを図ります。
以下はABCSの一部説明です。
①同業種、異業種の情報分析をする。
ー商品動向システムで単品の売れ行き状況を分析する。(売れ筋、死に筋)販売状況や、販売推移などの情報を元にいかに売れ筋の確保を図るか、重要ポイントになります。
②スタッフに売り上げ傾向を聞く。
③季節にあった商品の品揃えと販売の強化を行う。
④死に筋商品の見切り時期を考える。
⑤適切な商品量を確保する。(セールスバイヤーなど本部、ベンダーへ要請)
⑥商品販売チャンスロスの防止を心掛ける。
⑦定期的に商品整理をし、鮮度を低下させない工夫をする。
⑧売れない商品などは、注目を高める工夫をする。
販売促進
ー売り上げ対策では売り場、商品、スタッフの意識ができた上での最優先課題になります。常に、競合状態、気象変動、社会状況、催事などを考えて、前もっての計画と、売り上げが悪い場合にはアイデアを屈指して切り返すなどの努力が大切です。
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①店頭の看板、ポスター、POP広告の整備と補充を行う。
②季節、本部販促計画にあった店内装飾と演出をする。
③キーテナントなどがある場合には販促計画をチェックし、ビッグイベントに相乗りする。
店舗設備の点検整備
ーお客様の安心、安全が最優先ですので、棚や、什器、吊りものなどの点検は常に必要です。その上で下記に注意をしましょう。
①照明、エアコン等省エネを考える、定期的に清掃する。
②電話、FAXその他が合理的に利用されているか考える。
以上、大枠での説明になります。次項で細かな部分をご説明したいと思います。
今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています
そして、経済は大変な状況ですが、中小企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
専門店、小売店を開業したい方は、全体像のショップ販売戦略、販売POS&受発注アプリ編で、細部の実践マニュアルは、専門店マニュアル で順を追ってご説明させていただきます。
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