こんにちはnikoshibaです。
本当かなぁというお話しですが、65歳の以上のお年寄り10人に1人が認知症になる可能性があるとのことで、2000人以上を対象に昼寝と認知症の関連性を調査され、新たに発表された研究によると、昼寝の習慣をつけることで認知機能が向上するというのです。面白いですよね
特に高齢者に効果があるということです。認知症になりたくないので、昼寝をしなくっちゃと思いますね。
さて、小売業での仕入れに関する事柄ですが、前項からの続きになりますので 小売店チエーン化の場合の仕入れ心構えと基本 から見直していただき、今回の説明をご覧ください。
仕入れに於ける最重要項目
メーカーさんや問屋さんとのお取引は大変重要です。特に売れ筋を毎年ヒットさせるメーカーさん、問屋さんは研究熱心でトレンド情報も多く持っています。そして、長年お取引しているメーカーさん、問屋さんも仕入れでは無理を聞いてくれるので長いお付き合いが出来るようにしましょう。
*年間での気温の変化、社会催事及びメーカーの同行に注意を払い仕入れを考える。
*あくまでも、お取引先の在庫が多い継続可能商品を中心に仕入をする。
*前もっての商品仕入れは、できるだけ自社の負担を軽くする方法を考える。引き取り契約の場合は初回導入のみ(最高でも一か月で売れる数量)とする。
但し、その引き取り契約をする代わりに残りの2ヶ月程度の追加で売れる数量を取り置きをしてもらえるようにお願いする。その商品が販売してあまり売れない場合は1ヶ月を経過後フリーにして他社に販売してもらう。
売れる場合に限り、その取置き商品の引き取り数量を、再度計算の上、必要数の導入計画を立てる。
引き取り契約などは上司の許可を取ることで慎重に対処する事が出来ます。
*常にマスコミ、雑誌、その他の情報を下に新しい発見に努め、売り場に新鮮さを導入する。
導入後の仕入れの考え方
*競合他社の売り場を常にチェックし、量が置いてあるものは研究の上、付加して取り入れる。
*各店からの情報、販売POSの情報を基に、売れ行きが拡大しそうなものがあればアンテナショップで棚割り及びコーナーを考えて実験の上、拡販体制を作る。
*特価品は売れても、あまり追っかけない、他社が販売し始めたら、なくすぐらいの気持ちが必要。
特に量販、ホームセンターなどでの販売ターゲットになればやめる勇気が必要。
*品集め部分から品揃え部分への移行の見極めが必要。(品集めから品揃えに変わる商品あり)
品集め-開発商品などの要素が強く、お試しなどの商品や、販促的にお客さんに楽しさを伝える商品に付きあまり坪効率は求めない。
品揃え-売上の確保の重要商品であるため、売上分析をし、プライス戦略を常に意識する。
一番大切なことは商品種をどのように組み立て(品集め商品での売れ出した商品の品幅を広げるなど)たら売上が伸びるかを考える事。
仕入に対する商品の数量と原価の考え方
仕入れでは商品原価(コスト)を少しでも安価に入れれると、利益も高くなり、後々、見切る場合も安心ですね。
① 定番商品に関しては、通常の原価率(最初の取り決め価格)でよいが、全店発注をまとめて数量出しを行う場合、販売量が多く予想される商品(絶対売れる商品)に対しては、全店でまとめて仕入れ数量を出すように切り替え、お取引先と価格交渉するとよい。
(この場合、買うという意思表示をするため、上司に許可をもらってから確定する。その分に関しては100%引き取りする。信用維持のため)
② 引き取り契約に対する商品の数量は、まず、どのくらいお取引先に在庫があるか確認する。全店に振り分けた場合の数量を計算する。
計算方法は例えば、自分自身が販売経験をした店舗での販売数量を元にするか、スーパーバイザーがいればスーパーバイザーや店長などに聞き、店舗での平均販売数量と導入店舗数で計算を出し、それに、販売期間を考慮し計算をする。
但し、お取引先へは店へ導入してみてあまり売れない場合は、導入から1か月以内に他社へ売って欲しいとの要望を出すのでよろしくお願いします。と仕入れ契約時に必ず伝えておく。
ここが一番のポイントである。(契約書はなく口約束なので業界用語では数をしゃべると言う)
③ 開発商品、品集め商品に関しては、とりあえず店に導入するだけの商品なので取り置きはしない。但し、万一売れ筋の可能性もあるので、売れそうであれば、お取引先の在庫数は聞いておく。
- 特価商品、常備特価商品に関しては、販売期間の予測数量を出して押さえる。
いつまでに、どのくらいひきとるのでという感じで。その場合もお取引先に必ず在庫数量を確認し、多くの在庫がある場合は押さえる必要はない。
価格を安くして販売したい場合は商品の売れる価格に対しての原価率を計算し、その原価で交渉する。100%引き取りなので、上司の許可をもらってからお取引先に注文すると安全が担保されます。
- メーカーさんや問屋さんで、倉庫在庫の残品が全品引き取りできる場合は超安値で仕入れる事が可能である。
【自社の仕入原価の目安】
原価率
定番品 一般雑貨品 ㊙️%
定番品 服飾雑貨品(身辺小物) ㊙️%
定番品 ワンマイルウェアー類 ㊙️%
定番品 インテリア関連 ㊙️%
特価品 全般 原価出し
㊙️部分はご興味があれば「事業概要」からお問い合わせください。
特価品の原価出しの場合の計算方法はお店方針の○○%の原価で販売可能かどうかを考える。
但し、イベント販売、福袋の場合は○○%の原価率までは可能。(数量限定)
お取引先の倉庫残品の場合は、全数引取りが可能な場合は特価として、多くの利益での販売価格が可能な場合もあります。
仕入価格(原価)、販売価格はどちらも税抜きか、税込価格かの確認が必要です。
以上のような事柄を意識して、仕入れに臨みましょう。
今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています
そして、経済は大変な状況ですが、中小企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
次回に続きます。
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