こんにちはnikoshibaです。
マーケティングをし、商品戦略(MD)を決め、店舗内装をコンセプトイメージに応じて仕上げつつ、次には、商品仕入れ、人事教育、OPENやブランドイメージの構築のための販売促進ですが、商品仕入れをするためのレイアウトへの棚割りなどの発想が必要になります。
売上アップのための専門店の構築手法、レイアウト棚割りはどのようにするのか
レイアウトの考え方、それに対する棚割りの考え方などの手法をご案内します。レイアウトは業種さんによって違いますので、ここでは雑貨、ファッション雑貨店を参考にご説明したいと思います。これはあくまで参考例ですので、コンセプトや商品MD方針などによって考えていくと良いです。
まずは、前回と重複しますが、レイアウトの考え方になります。戦略的レイアウトの考え方を前回の商品戦略(MD)から売上を上げる専門店の構築手法はどのようにすべきかで説明していますが、初めての店づくりでは、カテゴリー別にレイアウトを決めるのは戦略上の希望的売上で構成する場合が多いですが、ここでは初めての店づくりでのご説明をします。
レイアウトのまとめ方
ここでは専門店の基本的なレイアウトの考え方をご説明します。この基本を元にレイアウトをアレンジし、商品にあったレイアウトを完成させてください。
- ①まず、基本レイアウトで大切なことは、レジ位置を決めて、主通路を考えます。
- ②全体でのポイントは客導線の流れを考え、山・谷(高低)の繰り返しで、空間を取り、見やすさの確保をして構成します。
- ③その次に、商品カテゴリー別、商品シリーズ別、感性別で構成し、テーマを考えてまとめます。
- ④後は、サブ通路を考えて、全体に流れを良くし、死に場所(行きにくい場所)がないか等をチェックして完成させるのです。
レイアウトによって今後の売上げが、左右すると言っても過言ではないので、特に時間をかけて考えるべきで、何度もキャドなどでレイアウトパターンを考え、スタッフの皆さんの意見を聞きながら、確定するレイアウトを決めます。
(注意すること)
- 主通路は必ず一定の幅を確保する(商品は置かない)
- お店の売場の通路を確保すること。
- お客様の導線が明確に設定されているか?
- まとまりがあり、整理された売場かどうかは客導線のとり方は?
そして導線の幅によってお客様の流れが決まるので、満遍なく店内を回遊していただけるようにします。
正面に立って1.5人以上がすれ違うことのできる通路幅、すなわち、床の空き面積が広い程選びやすく、買いやすい売場(お店)になります。
基本の通路幅は前述の通りですが、主通路はお客様が入りやすいように商品は置かない。必ず基本通路幅を確保しお客様を店内の奥まで誘導できるようにします。
サブ通路も確保しお客様に回遊して頂き、店内での滞留時間を長くし購買へと繋げるのです。
大切なポイント客だまりスペースの確保
客だまりスペースの確保は大変重要です。客だまりスペースとは、お店の前面に位置しお客様が店内に入りやすいように誘導するスペースと考えてください。ともすれば売上を取りたい思いが先立ち、商品をたくさん陳列してしまいます。そのことで、店頭では売れても、店内の売り上げは下がっているのだと認識が必要です。
上記の画像を参考に、下図でご案内しますが、図の客だまりスペース(奥行き45~60センチ必要)には、商品を置かない。客だまり後ろの陳列の高さは90センチ位までの低い什器が望ましいです。(ハンガー什器を使用する場合もできるだけ低くします)
什器の前面には商品は置かないように注意をしましょう。(足元のカゴ置きは除く)
この客だまりスペースに商品を置くと、お客様の主通路へ視界がさえぎられ、入りにくくなり店内へと誘導できません。
お客様が店内へ入りにくいイメージを与えてしまうので、店内への自然な誘導が出来なくなり、店内商品の売上げに大きく影響するので、神経を尖らせ常に客だまりのスペースを確保する意識を、スタッフ全員に説明し維持するようにしましょう。
特にこだわりの感性マーチャンダイジングでは店全体を意識して、什器から、商品、スタッフまでもが店のイメージを醸し出すように考える事が必要になります。
レイアウト図(例)
導入後は基本で棚台毎の棚のフェイス管理で売上増
レイアウトの説明が長くなりましたので、棚割り(商品を並べる陳列棚にどの様に並べるのかが棚割りと言います)については次項でのご説明とさせていただきます。
●売上アップの方法
- 1、棚フェイスにアイテム数を確定し発注
- 2、次に販売推移&販売状況でABC分析により、A部分を発注し、Aランクのフェイスを少しずつ広げる。(Aランクでも販売推移での数量が下降をしている商品は外す)
- 3、棚フェイスにAランクアイテムを広げ、切らさない様に発注する。(Cランクを減らす)
- 4、売れ筋商品発注のスピード、タイミング、期間に対する数量を確定するために、必ず在庫を確認して発注し、売上アップを図る。
メーカーの在庫量にも注意をし、少ないものは原価交渉し多目に確保をする様にします。なぜ、原価交渉かは在庫数量の確保が多すぎた場合に見切りの必要性が生じる為です。
商品戦略(MD)に関しては、マーケティングから商品戦略を確定し、店舗内装、構築手法までをこちらにアップしています。
- これからの小売業、専門店は、このように構築をすれば売り上げアップが可能なのです(マーケテイング)
- これからの小売業、専門店の売上アップは、このように構築をすれば可能なのです(商品戦略)こ
- れからの小売業、専門店の売上アップには、商品戦略(MD)上の仕入から販売までのプランで
- 小売店、専門店の店舗内装の手法、考え方が分かると売上アップが可能なんです
- 商品戦略(MD)から売上を上げる専門店の構築手法はどのようにすべきか
今回はここまでですが、今回、アップできなかった棚割り手法などを次回ご案内いたします。
コロナ禍ですが、先の項に書きましたが感謝の気持ちであなたも幸せになれるんです「幸せホルモン」をたくさん分泌し、健康に留意しスマイルライフを目指しましょうね。(^^)
国民一人一人が、三蜜を避け、手洗いや、うがい、マスク着用などの徹底をして、自己免疫を高めて感染を防がないとと思います。皆様が感染されないことを祈っています。
緊急事態宣言で規制をされた業者さんの嘆き、苦しみは想像を絶する
今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています。
そして、このサイトは小売業や、日頃の健康に関すること、そして、ミニ旅など、スマイルライイフを過ごすためのことなど書いています。
飲食業者さん、旅行業界、小売業など、経済は大変な状況ですが、こちらのサイトが、中小零細企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
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