こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
様々な商品が値上がりしていますが、以前、電気代が高騰して、多額の請求が来たとかニュースになっていましたよね。火力発電の燃料に必要な液化天然ガス(LNG)の価格上昇が原因で、「市場連動型料金プラン」では市場価格上昇が起きた場合、消費者の電気料金にも直接影響を与えるんですね。

値上げラッシュで、少しでも安価に抑えたい電気ガスの料金どうしたら良いの?
電気、ガスの料金が高騰すると家計を圧迫しますね。それでなくても、各社からいろいろな商品が値上がりしています。新電力が参入した電気ガスですが、あちこちで安いですよキャンペーン。でも、どうやって選べば良いのでしょう。
◉長期的な視野でプラン選ぶ
長い目で選ぶことが大切です。前述の市場連動型料金プランは確かにお得な面があることも事実ですが、契約する場合は「市場の状況によっては大きく価格変動する」ということをしっかり把握し、了承しておくことが大切です。
自社の再エネ発電システムで発電した電気を100%使用するプランであれば、市場の影響を直接受けることはほぼ無いみたいです。
目次
電気、ガスの選び方チェック項目
上記のことを意識して、目先のキャンペーンポイントや、2ヶ月無料などで選ばずに長期で考えることです。
下記の順で、考えて選ぶことをお勧めします。
1、地域特性があるのでお住まいの地域で調べる(web検索)
今ではほとんどの会社がWEB検索ができるので、まずは引っ越し先とか、現在の住まいで対応可能かを調べます。
2、世帯の人数
何人で住むのか、一人暮らしか、二人、四人か、などで、使用する水道、ガスも違います。
3、電気、ガスの使用量がどのくらいか
2と同様のことですが使用量で価格設定が違いますので、あらかじめ実績がある場合には使用量を確認しておくべきです。
3、電気とガスと同時に申し込むが安いか、別々が良いのか
会社によっては両方同時にした場合と、別々の場合などで価格が違いますので、これも使用量予測で決められたら良いと思います。
4、プラン変更は後から可能なのかチェック
契約当初は2年で契約とか、市場連動型料金プランで契約したものの、後から「価格変動が心配になってきてプランを替えたい」「急な引っ越し」などもあります。その解約時に違約金はないのか、などのチェックが必要です。
電気、ガス使用量の事例
こちらは、一人暮らしの方にお借りした、ある電気、ガスの会社さんの請求ですが、このような流れになっています。皆さんは、毎月ご覧になられていると思います。
○電気代金参考例

○ガス代金参考例





電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」の計算式で求められます。消費電力は製品によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
はじめに電力量を求めます。電力量は「消費電力(W)×時間(h)」で算出します。例えば、消費電力が1200Wと記載されており、1日に120分使用する電化製品の電力量は、1200W×2h=2400Wh(2.4kwh)です。
この数値に1kWhあたりの料金単価を乗算します。仮に1kWhあたりの料金単価が27円/kWhだとすると、この電化製品を120分使用した場合の電気代は、2kWh×27円/kWh=54円です。
1kWhあたり27円/kWhというのは、全国家庭電気製品公正取引協議会が提示する電力料金の目安単価とのことです。
実際の料金単価は電力会社やプラン、地域によって変動します。
例の請求書を見ても気になりますよね1部とか、2部、そして再生可能エネルギーの料金
電気、ガス月々の使用量例



上記の明細では、燃費調整単価、再生可能エネルギー発電促進賦課金とありますが、なんのことでしょう。
電気料金の内訳が「1段階料金」「2段料金」という記載があるのですが、これは一体?
また、燃費調整単価がマイナス価格がありますが、マイナス価格は、スポット市場でのみ発生し卸電力取引所のルールの中で、需要が供給を下回った場合にのみ、発生するケースがあるらしいのです。
また、再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?

見れば見るほど難しいですよね。理解なさっている方はいらっしゃるのでしょうか?なので、下記サイトのお力をお借りしてみました。
電気代の1段料金とは? 段階制料金と電気代の仕組み
https://www.smart-tech.co.jp/column/power-saving/tiered-charges/ スマート電気コラム
大手電力会社の電気料金の内訳を見ると、「1段階料金」「2段料金」「3段料金」という記載があることに気づきます。これは段階制料金というもので、大手電力会社ではスタンダードな電力プランとなっています。1段階料金や段階制料金とはどのような料金なのか、電気代の基本的な仕組みとともに解説します。
電気代の段階制料金とは?
電気代の段階制料金とは、電気を使うほど1kwhの料金単価が高くなる仕組みのことです。
何か商品を購入する際にまとめ買いで価格が割引されることはありますが、電気の段階制料金はその逆です。段階制料金は電気の使用量に応じて、“料金単価”に格差が設けられていて、電気を使えば使うほど単価が高くなっていきます。
段階制料金は1970年代のオイルショックを契機として1974年6月に導入されたもので、国民の節電を促すために電気の使用量が少ない人は安い料金、使用量が多い人は割高な料金となっています。
大手電力会社(東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、九州電力、中国電力、四国電力、北海道電力、北陸電力、沖縄電力の10社)を使っている場合の多くは「従量電灯プラン」で契約していて、従量電灯プランの電気代はこの段階制料金です。
大手電力会社以外の新電力(大手電力会社10社以外の新しい電力会社)の場合は、300kWh、400kWh、500kWhなどの定額となる使用量のラインを選び、それ以上使用した場合は1kWhごとに料金が加算されるといった2部料金制を多く採用しています。自分の家の電力使用状況・使用電力量を把握してマッチした設定ができれば、段階制よりも2部料金制の方が電気代を節約できる可能性があります。
1段料金って何? 電気代の段階料金の内訳
大手電力会社の「従量電灯プラン」は、3段階に分けて料金単価が上っていく料金制度を採用しています。それぞれの段階料金の内訳は次のようになっています。
第1段階料金(1段料金)
第1段階料金は0~120kWhの使用電力量に適用される料金です(関西電力・中国電力は15kWh~、四国電力は11kWh~、沖縄電力は10kWh~)。国が保障すべき最低限度の水準の生活を営めるよう、ナショナルミニマムという考え方に則って低料金に設定されています。東京電力の場合、第1段階料金の料金単価は19.52円です(2019年6月現在、以下同)。
第2段階料金(2段料金)
第2段階料金は121kWh~300kWhの使用電力量に適用される料金です(北海道電力は120~280kWh)。一般家庭の標準的な使用量ゾーンであることを踏まえて、平均的な料金設定となっています。東京電力の場合、第2段階料金の料金単価は26円です。
第3段階料金(3段料金)
第3段階料金は300kWh以上の使用電力量に適用される料金です(北海道電力は280kWh以上)。第1段階と比べると5割以上割高な料金設定となっています。東京電力の場合、第3段階料金の料金単価は30.02円です。
段階制料金の電気代の仕組みと確認方法
大手電力会社で、「従量電灯B」などの料金プランを契約している場合、検針票(電気ご使用量のお知らせ)を見ると、以下のような請求金額の内訳が記載されています。それぞれの項目の意味を説明します。
基本料金
基本料金は上で説明した段階性料金と、契約アンペア数(契約電流)によって決まります。
段階制料金は東京電力の検針票の場合は、「電力量」の「1段料金」「2段料金」「3段料金」として記されています。
契約アンペア数は、東京電力の検針票では「ご契約種別」の下の「ご契約」という箇所に記載されています。アンペアは電流の強さを表す単位です。契約アンペア数は一度にどれだけの電気器具を使うかによって家庭ごとに設定するもので、アンペア数が低いと多くの電気器具を使ったときにブレーカーが落ちてしまいます。例えば東京電力従量電灯Bのアンペア数ごとの基本料金は次のようになっています(2019年6月現在)。
- 10アンペア 280円80銭
- 15アンペア 421円20銭
- 20アンペア 561円60銭
- 30アンペア 842円40銭
- 40アンペア 1,123円20銭
- 50アンペア 1,404円00銭
- 60アンペア 1,684円80銭
燃料費調整額
燃料費調整額は、原油、液化天然ガス、石炭など火力発電のための燃料の価格変動に応じて毎月の電気料金を調整して電気代に反映させたものです。燃料費調整制度によって調整された額が電気代に加算または減額されます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金
東京電力の検針票には「再エネ発電賦課金」として記されています。これは「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(再生可能エネルギー特別措置法)によって定められた制度に則った課金です。
簡単に言えば、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーによって発電した電気を電気事業者が買い取り、その費用を電気契約者全員で電気の使用量に応じて負担するというものです。
電気代の段階制料金について理解していただけたでしょうか。電気代を節約するには、1段料金か2段料金の範囲内に、使用電力量を抑えるのがポイントです。あるいは新電力のプランも視野に入れて検討してみましょう。
LOOOPでんき https://looop-denki.com/low-v/simulator/ ここのシュミレーションを使って現在のりょ金比較をやるのも面白いかもしれませんが、上記の「電気、ガスの選び方チェック項目」を必ず意識してくださいね。
こちらのLOOOPでんきさんでは、電気を多く使用しない家庭、一人暮らしでは、あまり得しないみたいです。あくまで簡単検索が可能なので、目安になさったらいかがでしょうか?
どちらにしても、今お使いの電気、ガスの会社さんに、上記のことを確認なさって節約に努めて、値上げラッシュに備えましょう。
今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています。
そして、経済は大変な状況ですが、中小企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
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