ビジネスをする場合には仕入れが一番難しいんです

こんにちはnikoshibaです。

株価が高止まりで維持されていますが、経済界では巣ごもり消費で決算の内容が良く、巣ごもり消費関連会社の報告で利益がたくさん出たと言われていますね。特にSONYは家庭でのゲームが功を奏して１兆円の利益とか凄いですよね。

逆にコロナ禍でショッピングする人が減り、ファッション業界ではワールドが420店舗の閉店を余儀なくされるなど大変な状態です。安心してショッピングに出かけて、ショッピングを楽しみストレスを解消したいですよね。コロナ禍が早く収束して欲しいですね。

お客様の立場になって、ショッピングを楽しんで喜んでいただけ、癒し空間になり、スタッフとの会話で笑顔がいただける。そんなお店作りのお役に立てることを願って、ショップ、インテリア雑貨、ファッション雑貨専門店の運営方法を全て開示しています。

初めてご覧になる方は、こちらのサイトで順番にご案内しています。

そして、スマイルライフ　で健康やちょっぴりスマイルになれることを時折混じえながらこのhttps://aideco.info/でご案内しています。

前回から商品の品揃えの手法などをご案内していますが、その商品をどの様にして、最初仕入れ開発するのか、初めてのビジネスをする人は気にかかりますよね。今回は戦略的な部分になりますが、その新規の仕入れについてのご説明をしたいと思います。

新規メーカー開発㊙️

初めて商売をなさる方に取って、一番最重要で、問題なのが仕入れ先の開発ですよね。初めての場合は信用が問題になるので、小売業の方は現金問屋（今ではネットでのサイトもあるみたいです）などを利用して揃えるか、直接メーカーさんに取引をお願いに行くしかないのですがこの場合は現金引き換え、先払いなどになります。

都度出てくると思いますが、ビジネスにおいて一番大切なのは信用なのです。

ここではある程度の年数、商売をやられているお店さんのご案内になります。

商売はおかしな部分があって、やる気があり、どうしても欲しいと思う商品があるとします。それをお願いに行くと信用云々で取引先さんに、あれこれ信用に関わることを聞かれ、その上で断られる率が多いので、どうしてもの場合は最初は即現金で支払う様にします。

徐々にお店の信用がついて、繁盛してくるとお取引先様からのお声がかかります、その場合は月締めで翌月の支払いにするなどで、回転差資金を確保（商品入荷後から支払いまでの期間の資金）しましょう。

小売店の場合はお客様が購入されるまでの時間差があり、資金的には在庫部分が多く必要になります。

こちらの例はある程度、信用がついたお店の話になります。

新規お取引手順㊙️

必ず、ご来社頂いて、信用付けをする様にします。ご来社いただくのはお店や、会社を知っていただくことでお取り引きがスムーズにいきます。
メーカーさんは、会社やお店に対して、きちんとお金が貰えるのかなと聞き取りの中で調べて、信用できるか、否かの判断をしに来てると思って商談の必要があります。

展示会、その他情報から、商品を気に入り、仕入れたいと思ったら、必ず、ご来社頂ける様にします。何故なら、ご来社頂けるメーカーさんは、自社、自店をリサーチし、販売したいと思っておられるので来てくれます。

こちらの内容をオープンにすることで、交渉を優位に進めるためでもあります。

【手順】
①先方からのご挨拶
商品を見るまえに、どのような販路があるかや、ターゲット、方針などをお聞きし、お取引先の情報から、自店、自社のお店にメリットがあるのか、商品だけではなく、長い期間にわたってのお取引が可能かを考えるのに必要になります。

②自店、自社の信用度を高めるために、特徴などを話す中でのこちらからの売り込みをします。不都合な部分は言わないことです。

ポイントは、話中に必ず、自社の強みなどを盛り込み信用を付けましょう。

③商品を見る
ポイントを見て、自店での販売が可能かを思案
売れる商品でお取引をお願いしたいと思ったら、商品原価率交渉
お取引の必要がないと思うなら、情報を取り、それ以上は交渉しない様にします。

④条件交渉
商品原価率や原価の目安は常に情報をとるようにします。その目安まで引下げるには他社メーカーさんでは◯◯ですよ。と、他社メーカーさんの好条件を話す。
相手さんの表情を見て、無理そうか、まだ交渉できそうかの判断をし交渉をします。
相手さんの最終条件が出たら、りん議を上げますね。と、すぐにOKはしない事で間違いなどがあった場合は修正ができます。

⑤支払い条件
商品の原価率や原価交渉が大丈夫な条件でない限りは、答える必要はないのです。
何故ならば、競合他社に駆け引きに使われる可能性あります。

※支払い条件は月末締め切りで、翌月末支払い日（これは例です）は動かせない。(経理上、メーカーさんもこの条件は100パーセント合わせてくれる)
支払い方法は自店でキチンと決めておく必要があります。
などですが、月額の仕入れが多額になる場合は商品原価も交渉しましょう。

いずれにしても、支払い条件などは上司への稟議書が必要です。
現金で支払いを決定する場合は、必ず、月額の仕入れが多額になる場合、例えば月額100万を越す取引の場合は、支払いが伸びる（例えばひと月）場合や、商品原価率や原価引き下げの交渉などもあります。などと言っておくことです。変更はないとしても将来の信用の為になります。

何故なら、全体での支払いが多額になり一時的な資金不足で、慌てて、待ってくださいと支払い日を変更すると、会社が危ないのではと思われ信用が失墜します。
取り引き時に話しておくことで、条件取り決め時にお話ししましたよ～とのことで信用維持が出来るんです。

【取り引き決定】例
◉お取引条件の稟議書が下りたら、メーカーさんへ、取引申請書をお願いする。
その情報を元に、直属の上司→社長決済→経理で収納と渡り、サインをもらい取り引き決定します。
※注意
メーカーさんより、お取引先情報を求められますが、その情報を記入し、上司→社長→経理でコピーをし、メーカーさんへお渡しする事で、初めて取引ができる様になるのです。

アプリシステムがある場合の仕入

ここまでは一般的なお取引の流れですが、下記はこれからの小売業には最適なアプリシステムでの取引時のご案内になります。販売POS＆受発注アプリ

◉アプリシステムの利用申請
通常の取り引きはアナログな納品伝票→請求書となりますが、
「アプリシステムを利用する場合、チェーンストア統一伝票代(一枚10円)が不要になりました。
システム利用で売れ筋の分析も出来、納品から請求書まで、ペーパーレスで、伝票入力も簡単(ＣＶＳファイルに落としエクセルで利用が出来ます)になります。
こちらを利用頂けるので便利でコスト削減になります。
些少ですが、システムのサーバー使用代、管理費が掛かりますが、しかし、月間の取り引きのない場合は不要です。」などと、ご案内します。

※システムの信用度を高める為に、このシステムは登録したバーコードで一貫して支払いまでリンクするので、一度、登録し、納品受け入れした、商品のバーコード、原価変更はメーカーさんしか変更が出来ない旨をお話ししておくと良いです。
万一、後日、原価が変更になる場合は新たなJAN登録が必要です。

①アプリシステムを利用して頂くので、「ID.パスワードのお申込をお願いします」と、申請用紙をお渡しする。

②申込を頂いたら、弊社のシステム係に申請し、ID.パスワード、ベンダーシステムのＵＲＬをお渡しする。
その際、注文時にご案内を自動送信するお取引先のＥメールアドレスを聞いておく

③商品登録、JANコード取得の依頼
JANは一般に使用されている分でOK(ラベルマイティなどで作成)
画像なども市販ソフトで、縮小し、登録をお願いする。

④チェーン店の場合は、各店舗へ新規メーカーさんの取引開始案内をし、店舗システムより、注文開始となります。

以上が、大まかなお取引のスタート例になります。参考になさってください。途中で戦略的な話になりましたが、商品のお話の中では必要な事でしたので差し込みました。