こんにちはnikoshibaです。
コロナ禍が早く収束して、ショッピングに出かけて楽しみたいですよね。
お客様の立場になって、ショッピングを楽しんで喜んでいただけ、癒し空間になり、スタッフとの会話で笑顔がいただける。そんなお店作りのお役に立てることを願って、今まで勉強したことを全て開示しています。
こちらのサイトで順番にご案内しています。
- ショップ販売戦略
- 販売POS&受発注アプリ
- 専門店マニュアル (現在ご案内中)
- 事業概要
そして、スマイルライフ で健康やちょっぴりスマイルになれることを時折混じえながらこのhttps://aideco.info/でご案内しています。
今回は商品の品揃えの考え方や導入の仕方についての説明になります。
お客様が来店される理由は業種によって、さまざまですが求められる内容、結果は同じです。それは『お客様に、ご満足頂いて、笑顔になっていただくこと』です。
そのためには接客が一番重要なこと、そして、陳列手法と前回までご説明しましたが、今回は商品についてのご説明をします。商品の選別などはショップなりの戦略があると思いますが、ここではまず商品をどの様に導入するかについてご説明します。
販売商品の品揃えの考え方
商品の品揃えですが、商品は春夏秋冬の四半期で変わる場合が多いのですが、それを踏まえて、商品にはお店がこれで売り上げを取りたいという品揃えですが、定番商品があります。その他、準定番、そして、スポット商品、特価商品、開発商品、PB(プライベートブランド商品)などがあります。
◉定番商品
コンセプトよりの、プライスライン、ゾーン・ボリュームゾーン・商品のメーカー戦略・を考慮し、定番の骨格にあたる部分の商品。
定番商品は、前期の売れ筋や、その他流行等の情報を考慮し、バイヤーが決定します。
商品を導入する際は、必ずこの定番の商品から導入します。
定番商品は全体マーク数の約30%~50%の商品を大抵は選出しています。
◉準定番商品
定番商品の次に推奨する商品で、定番商品が品切れした場合のフォローにもなります。
◉スポット商品
商品のメーカーさん情報をもとに、短期的に販売する商品を選出し依頼し、販売をします。
◉特価商品
集客をするための商品で、利益を少なめにしたりして全体の売り上げアップにつなげます。
◉開発商品
これは、今後お店でトライしたいと思う商品を販売してみて様子を見る商品になります。販売してみて好評であれば次回に繋げます。
◉PB商品(プライベートブランド商品)
お店によっては自社のオリジナルを販売しますが、それをプライベートブランドと言います。
商品導入までの資料
商品を導入する前には下記の資料作成が必要です。何気に入れてしますと戦略が変更になり、お客様へのアプローチもバラバラになり集客もできずに難儀することになりますので、商品戦略を決めてから商品の仕入れをしましょう。
- レイアウト図
店内のレイアウト図になります。お客様の回遊がしやすいように、通路や商品種ごとにコーナー作りをしたり、見せるスペース、レジ位置などを決めて図にします。
- 商品分類ごとの棚割イメージ
商品分類(カテゴリー)別に商品を決め、それをどの棚にどの様に置くのかなどを決めていきます。
- 棚割フェイスでのマーク(アイテム)数台帳➡棚割り台帳
各棚にどの商品を、どの位置に、どのくらいを置くかなどを決めていきます。
- カテゴリー別プライス戦略表
カテゴリー毎にプライス戦略がありますので、それも考えておく事です。スーパーさんなどは特に価格戦略がきちんとされているので必要になります。
- 商品発注
導入後に売れた商品を補充しますが、補充発注をしやすくするための資料が必要です。アプリシステム販売POS&受発注アプリがあればこれはアプリシステムで発注します。
商品の導入手順
◉四季により、新商品を考えたりしますが、ファッションなどは年に四季の間の端境期をプラスし6回程度の入れ替えもあります。
◉商品の見切処分(在庫が半端になった商品の処分)
BARGAINや、その後の不良在庫商品を、見切り率、処分方法を仰ぐなどを決めます。
注意する事はあくまでも新規販売時期に照準を合わせて、庫を無くす考えで早く売りすぎても損失が大きくなりますし、残しても不良在庫になる為、さじ加減が重要となります。
<注意>
改廃作業・ベンダーの在庫薄分、見切り分など、その棚のマーク数をどのように確保し、新商品をどのように導入していくか・・商品導入後のバイヤーとの相談をしながら決定して下さい。
半端になった商品等は売れるようにディスプレィ、カゴ置きで綺麗に見せる工夫で処分・お楽しみ袋・ギフトセット組み等を行い販売して下いきます。)
商品導入手順の図解
以上が、商品の選別などの手法と、まず商品をどの様に導入するかについてご説明になります。
今回のコロナ禍で、医療従事者と関連の方々のご苦労に頭が下がります。感謝をしたいです。皆様も感染対策をなさって大変な生活だと思います。これ以上、感染が拡大しないことを祈っています
そして、経済は大変な状況ですが、中小企業、個人企業の方々のヒントになり、業績が回復され、スマイルライフになれますようにお祈り致します。
次回に続きます。
前項を見逃した方は、このnikoshibaブログの項目(下部)から専門店マニュアルでご案内しています。 (専門店のノウハウを全て公開しています。こちらの専門店マニュアル、ショップ販売戦略では今までのアップ分をご覧になれます)
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