前回の【前編】では、大阪・関西万博の様子を現地からお届けしました。コンビニもあり、気軽に、おにぎりやお菓子、飲み物を買って休憩したり、ミャクミャクとの撮影、未来を感じるNTTパビリオンや三菱未来館、アゼルバイジャン館など、たっぷり楽しんだ1日でした。後半を下記でご案内します。
高齢者も万博って実は楽しめる！：大屋根リング、ガンダム、夜の幻想パビリオンまで
そして今回は、前項のnikoshibaブログでご紹介しましたが、皆さんがSNSなどで心配していたこと―「大屋根リングが危ない？」「休憩できない？」「暑さ対策は？」「食事が高い？」といった声についても、実際に体験してみてどうだったか、私なりの視点でお伝えしたいと思います。
目次
大屋根リングから眺める風景は360度見渡す限りのパノラマビュー
大屋根リングの木造の構造についてご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。確かに木材は、その性質上、乾燥や湿気によって若干の歪みが生じる可能性はありますが、大屋根リングは、最新の構造設計と高度な木材加工技術によって、安全性が十分に確保されています。
建設にあたっては、構造計算が厳密に行われ、地震や強風などの自然災害に対する安全性も考慮されています。 実際に多くの方が訪れ、その壮大なスケールと眺望を楽しんでいらっしゃるのが、何よりの証拠と言えるでしょう。
さて、その安全な大屋根リングから眺める風景は、まさに万博のハイライトの一つです。地上約40メートルの高さから、360度見渡す限りのパノラマビューが広がります。
昼間の眺望は、色とりどりのパビリオンが、まるで巨大なアート作品のように配置されている様子を捉えることができます。それぞれのパビリオンの個性的なデザインや、テーマに合わせた装飾を上から眺めることで、新たな発見があるでしょう。パビリオンを結ぶ通路や、行き交う人々の賑わいも、万博ならではの活気を伝えてくれます。
目を遠くにやると、大阪湾の雄大な景色が広がります。青い海と空のコントラストは美しく、晴れた日には、遠くの淡路島や、関西国際空港、大阪市街のビル群なども望むことができます。行き交う船の白い航跡が、広大な海にアクセントを加えています。
夕暮れ時になると、景色は一変します。西の空が茜色に染まり始め、会場全体が暖かなオレンジ色の光に包まれます。 パビリオンのシルエットが浮かび上がり、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が漂います。海に沈む夕日は、息をのむほどの美しさで、時間を忘れて見入ってしまうでしょう。
そして夜になると、ライトアップされたパビリオンが、宝石のように輝き始めます。大屋根リング自体も美しくライトアップされ、昼間とは全く異なる表情を見せます。夜空の下、光り輝く万博会場は、まるで未来都市のようです。特に、**「アオと夜の虹のパレード」**が始まると、その光の演出がリングの上からも一部見え、夜景にさらなる彩りを添えます。
大屋根リングからの眺望は、時間帯によって様々な表情を見せてくれるため、何度訪れても新しい発見があるでしょう。万博の全体像を把握するのにも最適な場所であり、記念撮影の絶好のスポットでもあります。
ぜひ、安心して大屋根リングに上り、この素晴らしい眺めを心ゆくまでお楽しみください。きっと、万博の思い出をより一層深くしてくれるはずです。
休憩場所は、高齢者は、食事は、トイレはの不安解消して、万博を楽しむ
■ 休憩場所はある？ 暑さ対策は？トイレは？
正直、行く前は不安でした。
「日陰が少ない」「大屋根リング下だけって暑いんじゃ？」という声も耳にしていたからです。でも実際には、大屋根リングの下以外でも、大パラソルテントも各所にありしっかりとした日陰があり、風も通る設計になっているので、思っていたほど過酷ではないかもしれません。
トイレも、さまざまなトイレがあちこちにあって、ジェンダートイレなどもあり、きれいなトイレでした。トイレが近い私は安心して、万博を楽しむことができました。
しかも 高齢の方でも安心して登れるように、エレベーターやエスカレーターが完備されていました！また、会場内を移動する手段として 電動モビリティ（要予約）や周回バスもあるので、無理なく楽しめる工夫がたくさん。
「歩くのが不安…」という方は、事前に調べて予約しておくと、より快適に楽しめますよ。
そうそう、お子さんの遊び場なども完備されていて、小さなお子さん連れでもゆっくりと楽しめます。
■ 食事は高い？ でも“選べば”楽しめる！
次は、万博グルメの話。
「高い！」とSNSでよく見かけますが、正直ピンからキリまであります。
私たちは大屋根リング近くのレストランに入ってみましたが、ちょっとお高め…とはいえ、座席も多く、しっかりと休憩もでき、味も○でした！
一方で、屋台やカジュアルなフードトラック系のお店もあちこちに点在しているので、 値段と混雑具合に応じて選べば、ストレスなく楽しめると感じました。
人気の「ガンダムパビリオン」へ！
そして、後編の目玉といえば「ガンダムパビリオン」。
等身大の立像はまさに圧巻！
内部ではガンダムの世界観を存分に体験できる演出が施されており、ファンでなくとも「すごい！」と感じられるコンテンツになっていました。
お子様から大人まで楽しめる空間です。
夜の万博が幻想的すぎる！
日が暮れてくると、会場は一気にロマンチックな雰囲気に。
ライトアップされた各パビリオンや大屋根リングの光の演出が本当に美しく、まるで未来都市に迷い込んだような気分になれます。
そして、今回別記事・別動画でもご紹介している「アオと夜の虹のパレード」は、まさに必見！
水、炎、音楽、プロジェクションマッピングが融合した圧巻のショー。
ラスベガスのイベントのようなスケール感で、19時15分から始まるナイトショーは一日の締めくくりにぴったりです。
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お土産タイムもお忘れなく
会場内には万博限定グッズを扱うショップもたくさん。
人気キャラ「ミャクミャク」のグッズはもちろん、各国館でしか買えないレアなお土産も見つけられます。
特に夜になると、ショップの照明やパビリオンのライトアップと相まって、お土産選びもとてもワクワクします！
万博は“楽しみ方次第”で満喫できる！
確かに、会場が広くて、全部見ようとするとかなり大変。
でも、ポイントを絞って回れば、1日でも充分楽しめます。
・見たいパビリオンを2〜3にしぼる
・予約できる施設は早めに確保
・移動手段（モビリティやバス）もチェック
・昼と夜の表情を両方楽しむ
このあたりを意識すると、万博は思った以上に楽しめるイベントに変わります。
SNSで見た「ネガティブな声」に、少し不安を感じながら訪れた万博。
でも、実際にはたくさんの発見と感動がありました。
未来の技術、美しい演出、世界の文化、そして幻想的な夜。「もう一度行きたい」そう思わせてくれる体験が、ここにはあります。
私も、暑くならないうちに再度計画したいと思います。もしこれから行かれる方の参考になれば幸いです✨
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