こんにちはnikoshiba(ニコシバ)です。
年賀状ですが、日経ビジネスさんによりますと年賀状の始まりは平安後期に藤原明衡(ふじわらのあきひら)が記した『雲州消息』。年中の往復書簡をまとめた書物で、その中に新年の挨拶文例が紹介されているらしく、その後国民全体へは明治になって広がった年賀状は昭和の戦時中は中止され昭和48年に入ってから年賀状が本格化したらしいです。
年賀状あなたはどうします?出す、出さない迷っていませんか?
年末に手間暇かけて相手のために時間をかけるのすら惜しいのか、年賀状じまいや年賀状納め、終活年賀状を公言し、バッサリとやり取りをやめてしまう人も増えていますが、年賀状のやり取りを習慣化していた人は迷いますよね。
高度経済成長やバブル経済などを経て、年賀状発行枚数は毎年のように増加。ピークの2003年には44億5936万枚を発行し、1人あたり約34.9枚をやり取りしていたのが2022年の年賀状発行枚数は 18億2536万枚。と激減しました。1人あたりの枚数でも約14.5枚(人口統計は2021年11月発表の概算値を使用)と激減しているとのこと
年賀状利用が減少したのは、インターネットでのメッセージのやり取りが一般化したからだとよく言われます。携帯メールやSNS、LINEなどでのメッセージのやり取りは簡便でコストもかからず、何より即時に返信ができる。そんな年賀状に変わるコミュニケーションが確立されたのです。
そうしたサービスの台頭以上に、年賀状交換に大打撃を与えた存在があります。それは、個人情報の保護に関する法律(以下、個人情報保護法)と、プライバシー問題に対する意識の変化だと思います。
2005年に全面施行された本法律は、氏名や生年月日、住所や電話番号などの情報の“無法状態”を整備。結果として、小学校では全校生徒の名簿は配布されなくなり、職場内の住所情報も厳しいルールの上で取り扱うこととなったのです。
日経ビジネスより抜粋 https://business.nikkei.com/atcl/plus/00006/122400023/
そんなな中ですが、あなたは年賀状をどのようにされていますか?
年賀状は出す派
年間のご無沙汰に対してご挨拶する人は、一年間会えなかった分を年賀状だけでも自分の現況を伝えられる。
年始の風物詩として価値を感じる人は、感謝や今年もよろしくという気持ちを伝えたい相手にだけ出す。
日頃は会えない孫などに年賀状で、挨拶の大切さを教える。
年賀状での会社関係で得意先や上司へのご挨拶をする。
年賀状出さない派
歳をとって筆不精になったからやめる。
そもそも年賀状での挨拶は意味をなさないと考えている。
SNSでの挨拶で事足りると思っている。
年末の忙しい時に書いて(プリントアウトして)出すのは面倒臭い。
従来と違い手書きでないのでプリントアウトでの年賀状では意味がない。
住所などを知られたくない。
と、いった感じでしょうか。
上記のデーターでによりますと年賀状は激減していますよね。
年賀状じまいをする方必見
そんな中、日本郵便は苦肉の策として新サービスとしてLINEと提携し「スマートねんが」で年賀状の作成をし年賀状を送付できるサービスが開始しました。はがき・住所不要のデジタル完結型の年賀状サービスです。
年賀状が簡単になりそうです「スマートねんが」作成手順はこちら
年賀状じまいや年賀状納め、終活年賀状を公言し、バッサリとやり取りをやめてしまう人も増えていますが、年賀状のやり取りを習慣化していた人は迷いますよね。そんな人は下記の考え方で一度ご挨拶をなさったらいかがでしょうか?
年賀状をやめるためのご挨拶を
年賀状をやめるには、これが正解という明確な形式はないと考えます。大切なのは、今までやりとりしていた方や、年賀状をくださった方への感謝の気持ちです。
年賀状をやめてもご縁は続くという前提で、年始の挨拶や感謝の気持ちを伝えることが大事です。その年の年賀状に今年でやめることを書くという方もありますが、おめでたい年始にはもう一つ気配りがない気がします。
私も、受け取った時に「え〜何で、お正月早々」と一瞬嫌な感じがしたことがありました。
年賀状をやめる際のお勧めの方法は、寒中見舞いを活用することだと、マナーの専門家がおっしゃっています。
「寒中見舞いとは、1年のうち最も寒くなる時期に、相手を気遣って出す挨拶状です。
寒中見舞いを出すのは、1月8日頃~2月4日までとされています。正月飾りをしまう松の内から立春前までを目安にしています。
年賀状をくださった人や特に挨拶をしておきたい人に、寒中見舞いを送り、そこに年賀状をやめた旨の一文を添えるといいでしょう。やめる理由については、必ず書かなければいけない、ということはありません。それよりも、これまでのやりとりや日頃の感謝、相手への気遣いなど、気持ちを伝えることが大事です。」
ご参考までに、例文をご紹介します。
【仕事の関係者に】
寒中お見舞い申し上げます。
年始には丁寧な賀状を賜りまして、誠にありがとうございました。
新年のご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません。
誠に勝手ながら、本年より年賀状での皆様へのご挨拶を控えております。
日頃の、あたたかいお力添えに心から感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【親戚に】
寒中お見舞い申し上げます。
寒さのなかにも透き通った空気が心地よい季節となりました。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
新年のご挨拶が遅くなり、申し訳ございません。
本年より、皆様への年賀状でのご挨拶を控えることにいたしました。
年賀状で、近況を伝えることが多かったぶん、
これからはもっとまめに連絡を入れるようにいたしますね。
〇〇ちゃん、すっかり大きくなりましたね。
可愛い姪っ子の顔を見に、また遊びに行かせてください。
どうか、お身体には気をつけてお過ごしください。
今年もよろしくお願いいたします。
【なかなか会えない友人に】
寒中お見舞い申し上げます。
お正月には、素敵な写真入りの年賀状をありがとう。
元気そうなお顔を見て、こちらまで明るい気持ちになりました。
新年のご挨拶が遅くなって、ごめんなさいね。
実は今年から、年賀状を控えることにしました。
でもでも!これからも変わらぬ熱い友情を注ぎつづけますので、
どうぞよろしくお願いします。
今年は会える機会があるといいね。
そのときはぜひ、つもるお話を、ゆっくりいたしましょうね。
creators 抜粋 樋口智香子さん、マナー・コミュニケーション講師
https://creators.yahoo.co.jp/higuchichikako/0100169867
年賀状をLINEなどのメッセンジャーツールで送ることも、一般的になりました。
もし、メッセンジャーツールで送るなら、皆に同じ内容を送るのではなく、一人一人に向けたオンリーワンのひとことを添えるといいでしょう。年賀はがきを書く手間がかからないぶん、そこは心をこめてください。
年賀状をやめたい人は上記を参考にしたら良いのではと思います。しかし、年老いて、お付き合いが減るものは寂しいものです。高齢者の方も今の時代に沿ってSNSなども利用できるようにしましょう。
60歳からのブログ.PC&スマホ を参考になさって、少しずつ勉強して楽しみに変えましょう。
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